俳句添削道場(投句と批評)

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老いたりてしみじみ仰ぐ夕桜

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

歳を重ねて老いた。来年は同じさくらを見られるのであろうか?

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「老いたりてしみじみ仰ぐ夕桜」の批評

回答者 なお

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
人生ある程度、先が見えてくると、桜もあと何回見られるだろうかという気になりますよね。わかります。

わかるのですが、自分から「老いて」とは言わないほうがいいですよ。ますます老け込んでしまいます。
ギャグで自虐的に自分のことを年寄りというのはいいですが、俳句には出さなくてもいいと思います。

かつて私はこの道場で、盛んに「老夫婦」を入れた句を詠んでいました。何か十二音で作って、下五に「老夫婦」と置くと、なんでもそれなりにさまになってしまうのです。いやそう思えた。
するとある日、ある方から「老夫婦はあまり安易に使わないほうがいい」とアドバイスされ、目が覚めました。
これまでで最も心に響いたアドバイスです。おじさん様にも同じ趣旨をお伝えしたいと思います。

次に、「しみじみ」です。お気持ちはわかりますが、しみじみするから俳句を詠もうという気になるわけで、それをしみじみで終わらせてしまってはもったいないですね。
なぜしみじみしたか、どうしみじみしたかがポイントです。whyとhowの世界ですね(笑)。

例えば私は、こんなのを考えました。

・重ね来し思ひの巡る夕桜

これも決して上手くはないですが、おじさん様へのご提案のサンプルとしては用を成すのではないでしょうか?

おじさん様、凡人、凡人と言われてもめげずに頑張りましょうね!

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★★★★★

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身に染みるものに傘寿の夕桜

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

文法は僕も大して自信無いのですが、「老いたり」の完了形に「て」をくっつける形は少し怪しく思いました。ここは普通に「老いて」でもよいかと。

「しみじみ仰ぐ」これはかなりの凡人フレーズですのでご注意を。作者が抱いた感動を「しみじみ」という言葉で説明するのではなく、季語に託して読者に感じ取って貰うのが俳句です。夕桜にはそれだけの力があります。

点数: 1

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「老いたりてしみじみ仰ぐ夕桜」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

渡月橋の句ありがとうございました
私は昔からお勉強が苦手な方でしたので(笑)
文法、口語に四苦八苦しております。
おじさん様の
感性が素晴らしいと毎回思ってます。

点数: 0

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「老いたりてしみじみ仰ぐ夕桜」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

◆上五「老いたりて」、音数合わせの気配がしますので、違う形を考えたいです。
◆ご自身のことを「老いて」と言うのと、「しみじみ」という感傷の言葉あたりが凡人ワードかと。
 「仰ぐ」も「見る」というだけで使ったら凡人っぽいですが、使いようですね。

・歳重ね仰ぐ夕桜の淡き

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