俳句添削道場(投句と批評)

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春雨や立てた脚立に竹箒

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

あるマンションの裏側のスペースに、立てたまんまの脚立に竹箒が逆さまに立て掛けてありました。何となく絵になりそうな気がして、春雨と取り合せてみたのですが御意見よろしくお願いします。

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「春雨や立てた脚立に竹箒」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。普段はそうでもないのですが、このところ仕事が立て込んで、レスポンスが遅くなってすみません。

その光景、わかります!それはなんでもない景色かもしれないし、非凡な有様かもしれません。
でも五七五に詠めば俳句になり、多くの人が情景を共有できますね。

私は次の二つを作らせていただきました。面白いので一句ではもったいないから(笑)。

・春の雨しまい忘れし脚立かな
・春雨や逆さに立つる竹箒

先になぜ非凡かもと申し上げたかと言いますと、両方とも親の言いつけを思い出したからです。
まず脚立は、「使ったらすぐに片付けなさい、小さい子とかがすぐに登りたがって危ないから」と。
竹箒は、「箒は逆さに立てるものではない。あまり良くない意味があるから」と。

今でも我が家の脚立は使ったらすぐにしまいます。でも竹箒は逆さに立てて置いちゃってます(笑)。竹箒以外の箒はちゃんと吊るしてますけどね。

句の評価:
★★★★★

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「春雨や立てた脚立に竹箒」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

いくつかに分けます。

◆「脚立」「竹帚」の比重がどちらもそれなりにあるので、季語との取り合わせとしては少しうるさい感じに見えます。どちらか片方、あるいは比重を変えた方がいいかと。
・春雨や立てかけられた竹帚
・春雨を立てつぱなしの脚立かな

◆「立てた脚立」の「立てた」も、説明感が煩い感じがありますね。

◆「脚立に竹帚」については、もう少し語順や季語を推敲してもいいかも、です。
・竹帚傾ぐ脚立や春の暮

点数: 1

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春雨や脚立に凭れる竹箒

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

この「立てた」は不要かと思います。寝てる脚立に竹箒は立て掛けられませんので、この脚立が立っている状態である事は書かずとも。
少し竹箒を擬人化させますが、「凭れる」くらいでどうでしょうか。

或いは「た」の韻を踏んで、

「竹ぼうき春の脚立に立て掛けて」

なんだか早口言葉みたいですね笑

点数: 1

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「春雨や立てた脚立に竹箒」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。何でもない光景を絵になりそう、詩になりそうと思うということがやはりちゃあきさんの才能なんでしょうね。あとはそれを詩にしていく、説明を排除していくということですね。私もそこを必死に勉強しています(^^♪
御句。イサクさんとおなじく、季語と脚立、季語と竹箒のどちらかを選択していくほうがいいかもしれないというのが感想でした(^^♪

そのままいくなら
春雨や脚立に立てたる竹箒
いや、
春雨や脚立に凭れる竹箒
この形で、秋沙美さんと同じになってきますね(^^♪

点数: 1

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