「母麦粉足すアイスクリーム不味し」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
「母が麦粉を足すアイスクリームが不味い」ということを報告した、と言う句になってます。
原因はいくつかありまして
◆他の方から出ている「要素多すぎ」
◆その要素を「全部説明しなければ」という形
◆句の答え「不味い」まで言ってしまっている
◆二句目があるから、ニ句にわけたから、という理由であきらめの混じった構成
などなど・・・
前の句は「言葉遊びに寄りすぎて詩がない」でしたが、この句は「実景に寄りすぎて説明ばかり」というところでしょうか。
いずれにせよ、この句でやろうとしていることは、「良い光景を出す」ことではなく、「自分の身近な事件の報告」なので、いわゆる一般的な俳句にはなりにくいかと思います。
・アイスクリームに小麦粉混ぜる母の罪
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パン味のするアイスさえ二個目取る
※二句を同時に掲載することを想定した句です
夏井先生のハシ坊君と学ぼうを読んでいてゴチャゴチャした俳句を分割することを解説されていて、それを実践したものです。
1句目は麦粉が季重なりなのは承知していますが、事実なのでしょうがないと思い採用しています。
私判断では、成立すると思っていますが自信はあまりありません。
これは季重なりが成立するタイプの句なのでしょうか?
またこれは一句一句だと意味不明(わかるけどハテナが浮かぶタイプ)だと思いますが、二句にわけて掲載することを想定するのはありなのでしょうか…。
そして、未だになぜ母がアイスの原材料に小麦粉を足したのかわかりません。むしろ分からなすぎて記憶に残っています(苦笑)。