俳句添削道場(投句と批評)

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フェンスへとはりつきしままぼたん雪

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

一物のような二物句。気がついたらもう晩冬ですね。

音数の問題で助詞に無理が出ています。
「外壁にはりつきしままぼたん雪」この方がいいのはわかっています。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
次の句が出たのでもういいだろうと再登場してきました。御句の解釈について、私は他の方々とは違う読み取りをしていたようですので、それをお伝えしようと思ったからです。
皆さんは、「ぼたん雪がフェンスの網目にはりついている」という光景と読んでいらっしゃいます。イサクさんの句意もおそらくそうでしょう。

しかし私は、作者がフェンスにはりついてぼたん雪の降るのを見つめている、そんな光景だと思いました。
その姿勢は、フェンスに身体の正面(胸側)をはりつけている光景であったり、後ろ(背中)をくっつけていたりで、どちらとも言えません。
その人が何のためにそうしているのかはわかりませんが、もしかしたらその視線の先(フェンスの向こう)に、思う人がいるのかもしれない。あるいは、その人はもういないが、心の中には永遠に生きていて、降る雪を見つめながら思い出しているのかもしれない。

そんな光景をお詠みになったのかと思いました。それで、「なごり雪のようだ」と申し上げたのです。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 なおじい

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★★★★★

こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
拙句へのコメントおよび提案句、有難うございました。
まず「虎吠える」。おっしゃる通り、「干支吠える」が正解ですねー。何倍もいいです。
次に「松過ぎて」。これもおっしゃる通り。私もそういうことが言いたかったのですが力不足。勉強になりました。

さて御句拝読しました。
イサクさんは今年もフェンスですね?てっきり今年は猫だと思っていました(笑)。
私はイサクさんのフェンスの句はこれまでなかなか理解できず、悩んだこともありましたが、「俳句は自分なりの解釈でいいのだ」と知ってから、なんとも楽しくなりました。
この句も私は、正やんの「なごり雪」のような光景を想像して、一人楽しんでいます。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 げばげば

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こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。

御句。七日が終わったら、フェンスですね(*'▽')
フェンスにこだわりたいので、「とは」は了解の上ですね(^▽^)/
ぼたん雪のちょっと重量のある雪の感じが出ています(^▽^)/

点数: 1

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 よし造

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「へと」で、一呼吸おいて読めば通じないことはないですが、「へと」は方向を示すので中七の措辞とはやはり合わないと思います。
フェンスにはりつきしまま「の」ぼたん雪  で私はいいと思いますが、おそらくこれでは句意が変わってしまうと思われたと推測します。
フェンスのイサクさんなら、フェンスを詠嘆して

フェンスかなはりつきしままぼたん雪

三段切れ的ですが。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 ちゃあき

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こんばんは。整骨院の拙句へアドバイスありがとうございます。過去を匂わせる措辞は必要ないのですね。上五、悩んだ末に最も避けるべき言葉を選んでしまうとは勉強不足でした。さて今まで気づかなかったのですが拘りのテーマにフェンスがあったのですね。そう言えば僕の記憶にあるだけでも今回で三回目になるでしょうか。ネットフェンスに凍りついた様に貼り付いたままのぼたん雪。日本海側の雪の厳しいある港街の情景ですねきっと。高倉健さんがそのネットにもたれて煙草をふかしている絵が浮びます。なおじいさんの様に想像力を膨らませてみましたが、僕にはこれ以上無理みたいです。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 負乗

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★★★★★

イサクさん、今晩は😊
フェンスシリーズまだ続きますか…(笑)
ゆきのない地方の人間なので、雪の機微はよく分かりませんが、すっと入ってくる句ですね。
「外壁に~」の方が良いです!
が、やはりそこは、''フェンス''を見続けるこだわり…
意地ですね。でも、そういうのは好きですね。

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 よした 山月

句の評価:
★★★★★

イサクさん、こんにちは

泥棒の句コメントありがとうございます。

私の句が、なんとか俳句の体をなしていれば
皆さんのコメントからより多くのことが学べるのだということも身にしみました。
いつもありがとうございます。

点数: 0

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 翔子

句の評価:
★★★★★

イサク様
ぼてっとついている感じでしょうか?本当はふわっとした雪の切片だったのが繋がってぼてっとなったのでしょうね、それから添削ありがとうございます。輝きは言い過ぎてますよね、雪が花びらの様に舞うものにして頂き、ありがとうございます。日の光を浴びて、スキー場でもありますが、きらきら光って見えたもので…🙏💦

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再訪です。

あー、くらいつくなんて、もったいないお言葉すぎますねー。イサクさんから日々学ぶことばかりなんですから(*'▽')
イサクさんの秀作句、ギュッと四国のブログで一番上に掲載されていましたね(*'▽')すぐ見つかりました!中継でカバ舎を持ってくるところ、正月のほっこり感が演出されてますー、佳句(*'▽')

雑煮椀の句コメントありがとうございます。
なるほど、自解4項目めですね。梅を象るお椀にかかっていく形だからですねー。
そして、夏井先生曰くの、雑煮からもってくると、季語の重なり感がもっと薄れると。
でも、そうなると、難しいなー、退院で詠むのは。梅の象りとは別々にすべきかもですね。
2月の兼題桜鯛は難しすぎるー。うーむ。こういうことでないと、桜鯛で詠むことなど絶対ないので、チャレンジはしてみよう、没かもだけど。Twitterフォローしてる手練れの人も雑煮没だったとつぶやいてたので、意外と多くの人が投句してるのかなー。

いつもありがとうございます(^▽^)/

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 ヒュアー

句の評価:
★★★★★

イサク様、大根の句を添削してくださりありがとうございます。
丸太みたいな、という情報を入れるとなんかごちゃごちゃする気もして、凄く納得しました。

フェンスにはりつく雪、ハラハラと降ってる光景も浮かぶようで目の付け所も良いなです。私も倒置を使いこなしたいのですが上手くいきません汗

点数: 0

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「フェンスへとはりつきしままぼたん雪」の批評

回答者 中村あつこ

句の評価:
★★★★★

 こんばんは。
拙句「七草粥」のご指導ありがとうございます。
 なかなかすんなり、すっきりとまいりませんね。

 お雑煮の御句、拝見しました。一番に飛び込んで来て、ビックリ!嬉しかったです。

点数: 0

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添削対象の句『フェンスへとはりつきしままぼたん雪』 作者: イサク
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