俳句添削道場(投句と批評)

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蓋開けし今こそ香れ冬至風呂

作者 ちゃあき  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

虚子の 木曾川の今こそ光れ渡り鳥 を参考にして、初めて係り結びの句を作ってみました。ご意見よろしくお願いします。
初句・蓋開けて立ちのぼる香や冬至風呂

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「蓋開けし今こそ香れ冬至風呂」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。茶秋様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。虚子にならって係り結びに挑戦とはすごいですね。よく勉強なさっておられて敬服します。
ただ、「開けし今」の違和感は私も感じました。「開けて今」ならいいですね。
でも私はそれよりも、初句の「蓋開けてたちのぼる香や冬至風呂」が好きですが。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「蓋開けし今こそ香れ冬至風呂」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句。チャレンジっていいですね。
係り結び難しいですね。

虚子の句は、
木曽川が今きらりとひかってるなあ!!/空を鳥が渡っているよ。
2カットになってる感じで、それによって、渡り鳥に向けて木曽川が光ってるような、そんな光景が見えました。

御句は、
蓋を開けた今香ってるんだなあ!!/冬至風呂。
中七でカット切れる感じなのに、下五も上五中七と同じ冬至風呂の続きになってるのと、開けし、は過去形で、今、とつながる感じが違和感ありでした。

冬至風呂蓋を開ければ香りをり
蓋開けて香のたちのぼる冬至風呂
こういう句意ですよね。散文的になってしまった。蓋をあけるのが、香についての説明感が漂うからかもしれません。

点数: 1

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「蓋開けし今こそ香れ冬至風呂」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

結果的に一物句なので、「こそ~けれ」を入れるのが難しい形ではないかと思います。

一物句の難しさは「類想句・説明句を避けにくい」ことなのですが、この句も季語「冬至風呂」を説明してしまっている形になっています。
「蓋を開けたので香る」という原因結果感、理屈感も漂います。

「開けし今」の文法的な違和感はげばげば様の指摘どおりですね。

虚子の形を真似するならば、例えばの二物句として季語の位置を変えて

・柚子風呂の今こそ香れ手足揉む

点数: 1

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