「朝霜や蔬菜畑の土黒し」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
「蔬菜畑」に理屈を感じたので、「野菜畑」で十分かと思いました。
と思いましたが、「野菜畑」だと途端に風景があいまいになりますね。
うーん・・・
「東京郊外の住宅地の中」これを風景に入れたいのですが、難しい・・・
改作レベルで失礼します・・・
・霜降りて近所の野菜畑かな
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 長谷機械児 投稿日
回答者 イサク
こんばんは。
「蔬菜畑」に理屈を感じたので、「野菜畑」で十分かと思いました。
と思いましたが、「野菜畑」だと途端に風景があいまいになりますね。
うーん・・・
「東京郊外の住宅地の中」これを風景に入れたいのですが、難しい・・・
改作レベルで失礼します・・・
・霜降りて近所の野菜畑かな
点数: 0
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句、基本形でかつ色も景も出ていていい句だなあと思います。蔬菜というとなんとなく青菜のイメージやキノコも含むぞというイメージでしたが、今は何も作物はなってないのですよねー。なら野菜畑でも十分かもしれないですね、一瞬ここに何の意味を持たせたかと読みにためらいがあったのは事実です。
いずれにせよ、霜というと何もなってない黒々とした土を思い出す!というそこを切り取って、それがばしっと届く佳句です!
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
お題「霜」。
東京郊外の住宅地の中、自宅マンションの近所に畑がある。何を育てているのかよく知らないが、収穫物の目立たない菜っ葉か根菜といった野菜類だろうと思う。畝の形ははっきりしていて、放置されているわけではない。霜が降りたり雪が解け残ったりしたときには、この畑の存在感が強くなる。
あの辺は霜を育ててゐる畑
…が初案だったのですが、別に育ててはいないし、寧ろ霜は畑にとっては害だろうと、霜の白に対比させる土の黒を下五に置いて、畑の存在感を出そうという試み。「野菜畑」でなく「蔬菜畑」としたのは野菜よりもやや意味の広い言葉を選んでみたものです。