「梨の皮梨のかたちに剥かれをり」の批評
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。あつこんさんに拙句「シャクシャクと」をご紹介くださって有難うございました。
御句、これはかなりいい句だと思います。私は梨に限らず果物は好きで、よく自分で皮を剥いて食べます。果物は皮や皮と実の間に旨味があるようなことを聞いたので、出来るだけ皮ごと食べるようにしていますが、梨は剥かないと。
その場合、私も出来るだけ途中で切れないように、慎重に剥いていますよ。
さて御句、このままでいいとも思いながら、道場ですので提案句をと思いました。
負乗さんのコメントを拝読しましたら、私とほぼ同意見で、提案句も一字違いでした。
・梨の皮梨のかたちに残されり
私はつくづく感情を入れてしまうのだと思いました。負乗さんは客観的に観察して「残った」とおっしゃっているのに、私は懲りずに「残された」と置く…。どうでしょう。
あともう一つ、
・梨の皮もとの形に残りたり
も置かせてください。
梨の皮が梨のかたちに残るのは、あまり正確でなくてもなんとなく梨っぽい形であればOKという感じです。反して、この提案句は、皮が、まさに剥く前の梨のかたちそのままに残っている、という感慨を示しています。
今日は梨を買って帰ろうかな…。
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初俳句ポスト、並選でした。
秋沙美さんの「液体めいて」のしりとりの横で詠んだしりとり句を放り込んで、自選ではダメと思ってる方が選でした。むずかしい、、。「小春」でがんばって佳作以上を目指します。
兼題梨で。
厚めに剥かれた皮をくるくると置かれてると、梨の形に見えるというだけの句ですが、下五が難しい。
梨剥きて梨のかたちになりにけり
もありましたが、これじゃ剥かれた実の方ですよね。
みなさんご意見をよろしくお願いします。