「運動会小粒跳ねれば親の声」の批評
ぴよこさん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。
コロナ禍で、お子さんを遠くからしか見ることができないのは残念ですねー。でも親御さんはまだいい。それ以外の関係者は来場自粛を依頼されましたからね。まさに感染(観戦)対策です(笑)。
さて御句。お子さんたちを「小粒」との表現。ピッタリで可愛らしいですね。小粒が跳ねると親の声があがる。よくわかります。
ただ俳句としては、「◯◯すれば◯◯だ」という構成は初心者には難しいと言われています。というのは、俳句は一瞬の情景を切り取る文芸で、五七五以外に説明文等も付かない簡潔な構造だからです。
ところが「◯◯すれば◯◯だ」という構成は、えてして原因・理由の説明や時間の経過を意味することが多くなります。それは俳句の目指す方向とは少し違ったものになりがちです。
もちろん、「◯◯すれば◯◯だ」という構成でも名句は数多あります。でもそれは名を残した俳人の作品ですから。
ということで、私の提案句ですが、次のようになります。
・運動会弾む小粒と親の声
お子さんの跳ねる姿と親御さんの弾む声を一緒にしてしまいました。
あまり上手くありませんが、他の方々がいいご提案をしてくださるでしょう。
そちらをご参考になさって、ぜひまたご投句ください。お待ちしてます。
添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>
知り合いに触発されて初投句させていただきます。初心者の句なのでお恥ずかしいですが。。。
コロナ禍の運動会では、遠くからしか見られないのが残念ですが、親としては楽しいものです。