俳句添削道場(投句と批評)

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秋の日にほっけ干したる夫かな

作者 はや  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この秋、夫がなぜか突然干物作りを始めました。買ってきてさばいて塩水につけてベランダに干して…といそいそ楽しげにやってます。そして結構美味しい。
こういう秋の楽しみ方もあるんだなあと思って詠んでみました。
秋の日の?秋の日に?で悩みました。

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「秋の日にほっけ干したる夫かな」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。

ご主人は面白いことを始めましたね。でも気持ちはわかります。私も干物とか漬けた魚は大好きですから。さばくことができないので買ってきますけど。

御句、このままいただきたいと思いましたが、添削道場ですのであえてお伝えします。

「ほっけ」と言わなくてもいいような気がしました。「具体的に」というのも添削のポイントとしてあると思いますが、具体的な名前を挙げることにより、そちらに注意が向かってしまうことがあると思うのです。
御句の場合、ほっけに大きな意味があるわけではなく、干物のほうに重要性があり、極端に言えば魚はアジでもサンマでも、何でもよかったのではないかと。
私だけかもしれませんが、ほっけと特定したことにより、ご主人が干物作りを始めた、という最も言いたいことのインパクトが少し薄れてしまったような気がしました。

そこで提案句です。

・秋の日に干物作りの夫かな
・秋の日や干物作りに挑む夫

夫は、一句目は「おっと」、二句目は「つま」と読みます。

点数: 2

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「秋の日にほっけ干したる夫かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

またまた面白いことを、はじめられましたねー。こういうことは句にしたいですね。
秋の一日に(秋の太陽に)𩸽を夫が干しましたという流れと、夫に付けた「かな」が少し気になりました。夫がやってることがポイントならすいません!
凧糸に魚干したり秋日和
干された光景と合わせたくなりました!

点数: 1

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秋の日の夫の干したるほっけかな

回答者 大江深夜

句の評価:
★★★★★

どうもこんにちわ。
空気が乾き始める秋は干物作りにちょうどいい時期です。野菜や茸も同様干す事で旨味と栄養価がアップします。御主人さんはいい趣味を始めたと思います。
ところでこの句が素晴らしいのは選択した魚が「ほっけ」である事です。スーパーに並んでいる野菜や魚というのはほぼ季語になっていますから現実の事だとしても上手く季重なりを避けたなという印象です。
なお、添削句は語順と夫の読み方を変えただけですからあくまで一案として参考程度にして下さい。

点数: 1

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「秋の日にほっけ干したる夫かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

報告句、というのには同意ですね・・・語順や、強調すべき語で失敗していると思われます。

・ほつけ干す夫の帽子へ秋日和

あるいは大江様の「ほっけ」で締めるか、というところでしょうか。

点数: 1

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添削対象の句『秋の日にほっけ干したる夫かな』 作者: はや
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