俳句添削道場(投句と批評)

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宵闇や蛇腹のびたる手風琴

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

水族館の前で帰り暗くなる中やってた大道芸のアコーディオン演奏を思い出した句です。アコーディオンってなんか音も見た目も雰囲気もなんとなく秋風情。昔の遊園地とかサーカスとかを思い出す感じで秋。アコーディオンはわりとあるあるかなあ。

みなさんご意見よろしくお願いいたします。

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 お七

げばげばさま

朝顔の句の添削ありがとうございました。ご指摘の通りだと思います。添削してくださった句とわたしの句では雲泥の差です。それにしても、げばげばさんが道場に参加なさって、まだ3ヶ月とは驚きました。もともと俳句のセンスがおありだったのだと思います。

この「手風琴」の句については先輩方が既に「なるほど」と唸る感想を書かれていますね。皆さんの添削を読むことは大変勉強になります。わたしはできれば一日一句投稿できたらいいなと思っています。今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

中七下五の手風琴の描写が「蛇腹のびたる」では、手風琴が「伸びっぱなし」に見えて音を奏でないような気がするのです。
ある意味「壊れた手風琴」というか・・・
中七、いろいろ入りますが「演奏」なら「演奏」させてあげた方がよいと思います。

・宵闇にかなでかなしき手風琴
・宵闇に伸びて縮みて手風琴

点数: 1

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
早くも拙句「他家の花」にコメント有難うございました。すぐに感想を聞けてホッとしました。

御句、先ほどご自身のコメント拝読しました。いわゆるストリートミュージシャンの句でしたか。
申し訳ありませんが、私もイサクさんと同じく、どこかに放置されているのだと思っていました。なぜって、「蛇腹のびたる」とおっしゃっているので…。

アコーディオンは、蛇腹が伸びたり縮んだりするところに風情があると思いますので、そのようにしてあげたらと思いました。

宵闇に伸び縮みせり手風琴
宵闇に膨らみしぼむ手風琴
宵闇に動きせわしく手風琴
宵闇にシャンソン奏づ手風琴

宵闇にアコーディオンなんか聞いたら、ホント哀しくなりますね…

点数: 1

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

宵闇って月が出るまでの暗さを言うとのことで、夜でもそれなりに明るい今の時代はなかなか使いづらそうな季語だなあと思っていました。これはかなり遅い時間帯だったのでしょうか。
アコーディオンの音色は秋ってかんじしますね。外で演奏していることを考えると、宵闇よりは秋夕焼とかかな?と思いました。夜の演奏も考えられますが、人に聞かせる演奏と考えるとやっぱり照明のあるところで弾いてそうで、宵闇が生きてこないような気がします。
いやどうなんだろう。照明が当たるところ以外の闇が返って濃くなるのでしょうか。宵闇、難しい!
秋夕焼ふいに聞こえる手風琴
と考えてみました。

「六歳の…」の添削ありがとうございました。
そうかここで「も」か!とりあえず避けておこうと思っていた「も」を敢えて使うチャンスだったのかー。なんか悔しい(笑)
ほんと「秋思」ですよね。子の姿を見たときに「あっ、これが秋思か」と思ったのですが、季語として使うにはハードルが高い気がして回避してました。使ってみたらよかったなあ…。
提案句ありがとうございました!

点数: 1

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

げばげばさま、ド阿呆がやらかしてしまい前句『えやみにて紅白の玉遠き籠』を詠みなおしました。
御指摘ありがとうございます。
恥ずかしい限りです。

点数: 1

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

げばげばさま、再度登場いたしました
秋気澄むぐらいの天候の方が運動会日和と言う主観が入ってしまいました。

季語は運動会、秋の空、天高くと迷ったのですがげばげばさまの添削句にも入れていただいていた通り季語は天高くが良かったように思います。
『天高く紅白の玉遠き籠』

御句の手風琴はとても秋らしくて良いですね。

点数: 1

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「宵闇や蛇腹のびたる手風琴」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

げばげばさま、ささら荻の句のコメントありがとうございます。
ささら荻の紙の声のところを読み取っていただいて本当に嬉しかったです。
秋の風をどの季語で表現しようかと考えて律の風かささら荻がで迷ったのですが秋のさらさらと吹く風とどんでん返しの両方に読み取っていただけるのはささら荻と思い選んで良かったです。

点数: 1

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添削対象の句『宵闇や蛇腹のびたる手風琴』 作者: げばげば
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