廃屋の四角い空に鳥渡る
回答者 お七
初心者なので的外れだったら笑ってください。廃屋の屋根だけがなく、空が四角く切り取られていて、そこから渡り鳥が見えたのかなと解釈しました。
点数: 1
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作者 佐 投稿日
回答者 お七
初心者なので的外れだったら笑ってください。廃屋の屋根だけがなく、空が四角く切り取られていて、そこから渡り鳥が見えたのかなと解釈しました。
点数: 1
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回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
廃屋と渡り鳥、とてもいい感じで響いていると思います。もの悲しい感じと鳥のはばたき。
これは、「屋根」とありますが、廃屋の屋根を解体して、廃屋の中から空を見上げているのでしょうか?それとも、廃屋自体を解体したのでしょうか?前者の方が「空」という言葉を出す意味はあるような気がします。後者なら「空」はいらないでしょうね、鳥渡るのは「空」と決まってますし。
中八になっているのが気になるので解消したいですね。
前者なら
廃屋の屋根なき空を鳥渡る
後者なら
廃屋の解体終へて渡り鳥
こんな感じでいかがでしょうか?
ぜひ、佐さんも他の方の句やコメントを見て、感想などを置いてみてください。みなさんの返事ももらえるでしょうし、いろいろ勉強になります(*'▽')
点数: 4
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回答者 なお
佐さん、こんにちは。初めまして。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、味のある情景を切り取ったいい句だと思います。
ご懸念の一つ目、廃屋がなくなったので空が見えるようになり、その結果鳥が渡るのが見えるようになったということですね。これはよくわかります。
ただ、句では、屋根が無くなったから空が見えると読めますが、無くなったのは廃屋全体ですよね。
このままでは、屋根が飛ばされたので廃屋の中から空が見えるようになった、とも読めます。
次に、「を」ですが、入れると中八になり、無くても意味は通じるので、無くてもいいと思います。
そこで提案句ですが、
・廃屋の取り壊されて鳥渡る
・廃屋の在りし空地を鳥渡る
・廃屋の跡地の空を鳥渡る
取り壊されたとはいえ、廃屋と渡り鳥の「取り」合わせ、抒情的でいいムードと思いました。
この後、多くの方々からコメントが寄せられると思います。これらのコメントに対する佐さんのご感想も聞かせていただければうれしく思います。よろしくお願いします。
点数: 3
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回答者 イサク
こんばんは。
げばげば様、なおじい様からだいたい出ていますね。
◆解消できる字余り(中八)は、解消したいです
「を」そのものはアリなのですが、これが原因で字余りしています。
助詞の省略で解消できる字余りは、気になります。
◆「廃屋の屋根在りし空」で、「廃屋の屋根があった空」という意味です。
わざわざ「屋根」を強調しているので、理解できるように受け取れば「廃屋の屋根だけなくなった空」と受け取れてしまいます。
◆「廃屋があって空が見えない」「廃屋がなくなったから空が見えた」「廃屋の屋根を強調した」ということは、どこかの「窓」からの風景でしょうか?
という推測ですが、提案句に入れてみます(違ったらすいません)
◆助詞「を」を省略した場合、下五季語「渡り鳥」でもいいかもです。
(どちらでもいいですが句の感じが変わります)
・廃屋のなくなりし窓鳥渡る
・廃屋のなくなりし窓渡り鳥
点数: 3
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
初めて投句します。超初心者です。
廃屋が無くなったので空が見えるようになったことが伝わっているのかと、「を」が適切かが気になっております。
よろしくお願いいたします。