俳句添削道場(投句と批評)

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炎天下チャラ男の押せる車椅子

作者 なお  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

数日前に目にしました。見かけによらずでした。

最新の添削

「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 はや

少し前の作品ですが、心にしみる句だったので感想を書かせてください。
「チャラ男なのにいいとこあるなあ」と最初は爽やかな気持ちになったのですが、徐々に「チャラ男なのに」と上から目線で人を判断してしまう自分に気づかされたような、そんな居心地の悪さを思いました。「炎天下」はチャラ男を見ている自分の心情のように感じます。自分が恥ずかしい、とジリジリ焼かれるような。考えすぎですかね…
なおじいさんの意図とは異なる解釈をしてしまいましたが、自分にとって深く響く作品でした。

「枝豆を…」の添削ありがとうございました。
吾子は外せない言葉だったのですね。分かりやすくするためにどうしたらいいか、具体的なアドバイスをありがとうございます。
食べ物を粗末にしている印象にはしたくないと思い言葉を選んだつもりでしたが、遊びになってしまっているのは事実ですね。気をつけます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
早速タクシーの句にコメントありがとうございます!

添削句、これですね(*'▽')
タクシーに久々に乗っているということを詠嘆すればよかったんですね。
そして季語と合わせれば、窓にざーーーと夏の灯が流れているのが光景として見えてきました。完璧です(*^^)v

なおじいさん、いつもありがとうございます。
イサクさんのように、すべての句に目を通していつも最速のレスポンスで、ひとつひとつ句意を読み取って、それを理論と技術と、そしてユーモアを持って、うなるような添削句にかえていく方もいれば、

卓鐘さんが自らおっしゃるように、みた状況を起点とした発想から、より奥行きがある俳句作品を作りたい!という想いで、そのためには忌憚なくいくからね、それじゃまだまだ読む側に届けられてないからね!という方もいれば、

なおじいさんのように、人の句も自分事のように捉えて、光景を詠んだ状況をとことん自分事にまで置き換えて、私の状況を尋ねてくれてまで、添削句を作ってくださる方もいる。

それぞれがいろんな意見をくださって、どれが正解とか誰が一番すばらしいというわけではなく、それは作句者が最後は判断すればいいというところがこのサイトの勉強になるところです。
このサイトは誰か一人をトップ・師匠として師事するのではなく、いろんな方からいろんな角度からのコメントがいただけるので、自分の実になっていくのがわかります。

説得力のあるコメント・添削であればあるほど、やっぱりうなります(*'▽')おー、そういう考え方で来るのかー、まだまだ視点が浅かったなーとか。または、そうおっしゃるけど、私はこっちで行きたい意図があるからここはこれでOKやねん、とか。

また、久田しげきさんやよし造さんのように、圧倒的な句風を確立し、その観点から的確な言葉を投げかけて下さる方もいらっしゃいます。まだまだ即物を写生することが難しい私にとっては久田さんの句はとてもとても勉強になりますし、格式の上に詩の要素をふんだんに盛り込んでこられるよし造さんにはいつも着眼点と言葉選びに驚かされます(*'▽')

知世さんや74さんなど、私と同時期にこのサイトに投句をされ始めた方々からの刺激も強いです。74さんのとことん学びたい、進化しつづけるぞという姿勢や知世さんの感性と言語感覚の鋭さに驚いて、おーー、そう来るのかー、やられたーーって思うことも多々あります。

もちろん他にも名前を挙げさせていただきたい方はたくさんいるのですが(なおじいさんの欄をお借りしているので、げばよ、長いぞ、おいっと言われそう( ´∀` ))、誰か一人だけではなく、そういうみなさん一人一人のコメントによって、今俳句がおもしろいと思えているという状況です。ありがとうございます!いいコミュニティだなと思います(*'▽')

点数: 3

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「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

なにか謎の季語議論に参加します。

この句は炎天であるからこそ、チャラ男の誠実っぽい何かが表現されている・・・という見方をしています。
これは、なおじい様の作為に関わらず、です。
爽やかな季語にしてしまうと、句は爽やかにはなりますが、対比されるものは爽やかさを少し削られます。季語と比較されてしまうので。

点数: 2

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「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句拝読しました!
チャラ男だなと思える子が実は心優しいという場面、共感しますね。
EXITというチャラ男漫才師の二人が、実はベビーシッターと介護士をされているという話を聞くように、見た目と中身というのは、いつでも同じというわけではありませんよね。よくわかります(*'▽')
ちなみに、少しほっこりする場面ではあったので、「炎天」よりほっこりの季語に寄せるのも一つの手かなと思ったりもしました。おそらく実景は炎天なのだと思います!

なおじいさんも、そういうタイプでしたか、チャラ男だけど心優しい青年、みたいな(*^^)

点数: 1

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風薫るチャラ男の押せる車椅子

回答者 いくたドロップ

句の評価:
★★★★★

こんにちは!

面白い風景を切り取った俳句だと思います!
とても爽やかな情景なので、炎天下よりもっと爽やかな季語はどうかと提案させていただきます。

点数: 1

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コメント

回答者 香田

句の評価:
★★★★★

栗鼠の句への批評ありがとうございました。

皆さんがおっしゃっているように、ペットのことを言うのであれば、そうだと分かるようにするという点、季語は大丈夫かという点に気を付けます。ご指摘ありがとうございます。取り合わせについても、やはり謎ですよね。自分もよく分からず作っているところがあるので、ん?と思われても不思議はありません。いつも悩ませたり、驚かせてしまってすみません。いつかすんなりと理解できる句ができるように、精進します。ご提案いただいた句の「頬丸く」という表現いいですね。参考にします。

なおじいさんの俳句ですが、目の付け所が違いますね。ギャップが良いですね。炎天下にも関わらず、頑張って車椅子を押してあげる姿が想像できます。

点数: 1

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八月やチャラ男の押せる車椅子

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

面白い!と思ったので。
季語選びで趣が全然変わってくるタイプの句ですね。

炎天下は、夏のくそ暑い気分なのでそれとの対比として夏暑いけどほっこりしたという気分。ただ、チャラ男が暑苦しイメージもあるので鮮やかな対比としては明確にならないで、チャラ男のチャラ感によってしまう気がしました。

すでに提案のある風薫だと爽やかな印象が句全体として広がりましね。

僕からは、お盆や戦争のイメージのある8月という季語を提案しておきます。

点数: 1

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「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

句の解説ありがとうございます!俳句は17音と短いので、いただいたような状況・心情を全て説明し切るのはなかなか難しいものですね。「チャラ男が出てきたことの意外性」「自分が行動できなかったことの反省」「ワンボックスカーに駆け寄ったこと」「それらが炎天下だったこと」これらを全部入れ込むのは無理です。で、どこを選択するかになります。

僕だったら、真っ先に削りあたいのが「炎天下」でした。炎天下という季語を使うことで、暑い夏であるという状況描写以上の役割が出ていなかったからです。(季語がその状況ということでしか機能していない。)「自分が行動できなかったことの反省」を「炎天下」に託したのかもしれません。そうだとしたら、語順変えた方がいいかもですね。

車椅子へ駆けるチャラ男や炎天下 (字余り気にしない)

実体験のリアルな状況をどうしても言いたい、そしてそのことを他の方の句の添削コメントでも十分に読み解いて尊重しようとするなおじいさんの姿勢はとても尊敬しています。

僕はもう少し冷めてます。みた状況を起点とした発想から、より奥行きがある俳句作品を作りたいという創作意欲です。そして、あまり自分の露骨な心情とかを出したくないという。なので、僕のコメントは、そういう見方もあるのねくらいに流してもらえれば幸いです。あくまで僕は、文学作品をよくするためのあり得べき嘘や状況の変更は全く抵抗がないんですが、抵抗があるという気持ちは理解はできます。

点数: 1

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「炎天下チャラ男の押せる車椅子」の批評

回答者 村山陽子

句の評価:
★★★★★

なおじい様、向日葵の添削有り難う御座いました。炎天下の御句ですが『炎天下きざ男押す車椅子』として見ました。

指摘事項: 字余り

点数: 0

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