俳句添削道場(投句と批評)

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窓の下さやさや桜紅葉かな

作者 はや  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

家の窓を開けたら、桜の葉がぽつぽつと鮮やかな黄色になってきているのに気づきました。桜紅葉というんですね。桜も季語もなんて美しい!と心惹かれて詠んでみました。

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さやさやと明日を桜紅葉かな

回答者 卓鐘

詠もうとした光景がいいですね。「さやさや」もいいオノマトペだと思います。

問題は「窓の下」ですね。この言葉が単に場所を示す表現なので中七下五との風流なイメージとミスマッチな印象を受けました。また、窓の下では、作者の立ち位置があやふやでどちらかというと屋外にいて、家の外の窓のしたに落ちていると読めます。(そう読むと窓の下って場所を示す意味が(詩として)意味があるか?っところですね)

家から、外を見たときの感慨をどうしても入れたければ、窓開けてとか、窓にとか、玄関先、軒先をとか、いろいろあるかなと思います。作者が家にいることに拘らなくて良いのであればという提案く。

注:提案句の明日は「朝」という意味です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「窓の下さやさや桜紅葉かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

桜紅葉って言葉も光景もきれいですね。
そのままでも十分できている句だと思っていますー。「さ」のリズムもここちよい。
「窓を桜紅葉かな」でもいけますし、下を見下ろしている感じでなければ「朝の窓」でもいけますしね。
朝の窓さやさやさくら紅葉かな
さやさやと狭窓をさくらもみじかな

リズムばかりやっちゃいましたが、そのままで十分光景が見えてきまーす(^▽^)/

点数: 2

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「窓の下さやさや桜紅葉かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
拙句にいつも温かなコメント有難うございます。

御句、これは二階の窓からご覧になっていますね。いい光景ですね。桜紅葉とはまた、言葉もきれいです。

このままでいいと思うのですが、一言言わせてください。
「さやさや」であれば、「桜紅葉」を「桜吹雪」と置き換えても通じるような気がしました。桜紅葉、言葉はきれいですが、そこに一抹のわびしさを感じる音が来てもいいのではと思いました。では何を?
・窓の下桜紅葉のかさかさと
・窓の下ぽつぽつ桜紅葉かな
一句目は枯れ葉の乾いた感じを、二句目はご自身のコメントから、そろそろ色づいてきたというイメージを出してみました。

しかし結局、原句のほうがいいかと思います。ご参考でした!

点数: 2

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「窓の下さやさや桜紅葉かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

シンプルな句だと思います。

勿体ないのが変則的に「窓の下」「さやさや」「桜紅葉かな」と三段切れっぽく切れているところ。
この語順でしたら上五は切らない方がいいですね。
また、「窓の下」では見えてないじゃん、というツッコミもしたくなるような。

「窓」という情報を省略してしまうのも、手ではあります。

・窓開ければさやさや桜紅葉かな
・さやさやと桜紅葉や窓覗く
・乾く風にさやさや桜紅葉かな

点数: 1

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「窓の下さやさや桜紅葉かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します!

樽酒の句いいですねー。
下五の展開に驚きとなるほどと感慨がりました🤭
上五「に」は、樽酒を見たらふわりと桜が浮いてる感じ、上五「へ」にすると、今樽酒へふわり舞ってきた感じ。どちらなんだろ。後者がきれいに見えました😆見せたい光景が狙いならオッケーとイサクさんがよく言ってくださるので、狙いならもちろんオッケーです😏

点数: 1

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「窓の下さやさや桜紅葉かな」の批評

回答者 まほろば

句の評価:
★★★★★

さわ様。「粗大ゴミ」の句にコメントをありがとうございました。
御句の「さ」音の連続が優しく響いて惹かれました。桜紅葉という季語もあるんですね。校門(大学病院)の所にありますので、明日眺めてみようと思います。ありがとうございます。

拙句は、虫時雨でイメージが明るくなりましたけれど、私としてはコロナによる経済への打撃が激しくなっているので、倒産かな〜と感じました(うちはワンルームが大半なので個人ビジネスでしょうけれど)。ですので、げばげば様のアドバイスから「秋の雨」くらいがより適切な季語となるかなと感じます。でも虫時雨は虫時雨で、さわ様のように別の一句にしてみたいです。暑苦しい蝉声よりも更に。(選り好みしてはいけませんね 笑)

皆さまの御作、コメントが非常に参考になっています。ありがとうございました!

点数: 0

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