俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

空蝉の吾子見届ける葉裏かな

作者 すかんぽ  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蝉の抜け殻が、葉や壁についている横で
蝉が転がっております 。
空蝉は夏の季語ですが、うちでは年中見るものですから
お許しください。

どなたかお教えてください。コメントするたび拙句が最初に出てきます
これをそうさせない方法、もしくは消去する方法お教えください。

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
いつも勉強させていただいています!

実はシステム上誰かにコメントを置くとコメント者の句が一番上に上がります。でも添削道場ですからすかんぽさん、いろんな人にコメント言ってもらう方が絶対力つきますし!上に上がるのをそんなに嫌がらず!

御句、いい光景ですね。お子様が見ているのは蝉の抜け殻と亡骸ですよね。若い命が、新しく生まれる命と死にゆく命を眺める、命の交差する瞬間を目の当たりにしてるシーンですね。

あとは、助詞などですね。空蝉の吾子、とは抜け殻の我が子?となるのと、最後葉裏を詠嘆してるのが気になりました。

葉裏の空蝉を吾子見届けたり

すかんぽさんの言葉を生かして。

空蝉と落蝉を吾子見つめをり
空蝉と落蝉を吾子並べをり

吾子も亡骸もいるバージョン。

空蝉のうへに落蝉重なりぬ

吾子がいないバージョンです。

いろいろ整理するといいたい光景が見えてきそう。素敵な着眼点なので、ぜひいろんな方にコメントもらったり、ほかの方の句のコメントを見て、いろいろ考えてみるといいですよー(^。^)

点数: 0

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

御句、空蝉が吾子(作句者の子)を葉裏から見届けている、と受け取りましたがいかがでしょう?
逆でしょうか?

ということがいまいちはっきりしないのは、語順と助詞の問題、それから「要素が多め」ということが理由と思います。

「見届ける」という動詞も気になります。語順では「吾子を見届ける」だと思うのですが、吾子の何を見届けているのでしょうか?
句の受け手に「句の意図」や「詩」を届けるために、ちょっと整理が必要に思いました。

・葉裏の空蝉や吾子を見守りたり
・空蝉や葉裏より吾子見守らむ
・空蝉の見守る吾子の泣く声よ

ちなみに今年の空蝉と、今年の蝉が親子関係というのはあり得ないので、その可能性は省いています。

点数: 0

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再登場失礼します!

なるほど、イサクさんのコメントを見て、なるほど。
空蝉が吾子を見ているのかー。または、空蝉が落蝉をみているか、どちらかだったのですね。後者かな?後者だと吾子(我が子、作者の子)と呼ぶのはおかしいので、やはり前者かな。

じゃあ、私の提案は逆ですね。空蝉が吾子を見届ける方ですね!失礼しました!

となると、

空蝉や葉裏より吾子見守らむ

イサクさん、これですねー(^。^)

点数: 0

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

すかんぽ様

コメントをひとつ忘れていました。
そうそう「観天望気」この単語を知っている方に句をみてもらえて嬉しいです。意識していたので。
富士の笠雲は高確率で雨になるそうですね。

点数: 0

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。すかんぽ様、いつもお世話になってます。

御句、なかなか深い意味を持った句だと思いました。

お子さんが、空蝉すなわち蝉の抜け殻と、そばで転がっている蝉を見て、蝉の短い一生を見届けている(ような)様をお詠みになったのですね?
そこはわかったとして、作者が葉裏を詠嘆しているのはなぜ?と考えると、そこに空蝉がいるからと考えるしかないですよねー?

もしくは、空蝉が、お子さんが自分たち(蝉)の一生を見届けてくれるのを、葉裏で待っているようだよ、という見方ですか?

よろしくお願いします。

点数: 0

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「空蝉の吾子見届ける葉裏かな」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

これでもまだまだ、要素が多いですねー^^;
季語 + 何か一つ くらいがちょうどいい分量で、季語がもう一つをゆったりはっきり意味が通るように描写するだけで俳句らしく一気になりますよ。(それが難しくて僕もできてないけど。)

空蝉、吾子、葉裏と要素が3つに見えます。例えば、「葉裏の空蝉」とちゃんと繋げると、要素としては葉裏にいる空蝉ということで、滑らかになりますが、それぞれの言葉が繋がりが曖昧にバラバラにあるので、ごちゃついているように見えるのです。「見届ける」もどこにかかるのか非常に曖昧。さらにあまり効いていない「かな」に音数使っているので、さらにごちゃついている。「かな」はゆったりとした空気になるので、前半がごちゃつくとちぐはぐになるという問題もあります。

また「見届ける」という動詞も混乱いたします。見届けるのは、一定の時間経過を思いますが、何がどうなっているのを見届けているのか。それ以外の単語に見るではなく見届ける要素が見たらず。

ということで、いまいち何を表現したかったのか、わからないため提案句が難しく、すみません。

(あげたくないコメントが上がっちゃうのは僕も嫌なことがあるんですが、これは仕様上どうしようもないですね。)

点数: 0

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