俳句添削道場(投句と批評)

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連なりて蜻蛉飛び交う秋津島

作者 知世  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

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[前の句]

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誰もいない朝のうちに参加。
起きて10分で読みました。(セルフハンディキャッピング)
次は「しま」

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「連なりて蜻蛉飛び交う秋津島」の批評

回答者 げばげば

再登場失礼します!

死神の句、コメントありがとうございます!
深いなー、コメントが。おっしゃる通り。
前回カフカのときには、
「毒虫に変身するくらい残暑」から始まって、思い切って、カフカってこともわからぬようにして、「残暑なほ今朝毒虫に変身す」というチャレンジ。いろんな言葉をいただいて、その中の秋沙美さんのもう少し読者に歩み寄る姿勢をという言葉、「毒虫となりてカフカを読む残暑」この添削は、自分の届けたい不条理の残暑とカフカの世界観ですよ、という優しさの提示を両立しているなとは思ったんです。なるほど、と。

今回の死神も「死神の蝋燭消えて秋深し」からスタート。でも、読者に歩み寄るなら、「さげ」という言葉か、呪文か。そして「さげ」という言葉で落語ということを選びました。知世さんのおっしゃる通りで、ある程度分かる人に伝わるように、わからない人は解釈を頑張れ!というのもすごく腑に落ちます。そういう意味では、推考前もわざと書いて、みんなはどっちが好みだろうと知りたかったわけです。その結果いろいろ答えが割れて、これはこれで興味深かったです!
この落語というジャンルは、落語家によって解釈が変わるので、蝋燭の消え方のバリエーションだけ秋があるっていう幸福さんの読みも面白かったですしね。談志さんバージョンをふまえて死神が蝋燭を消すさげを使った句もおもしろかったし。

でも、寄席の話に限定しちゃうと「死・秋」より「怪談・夏」が勝つのでは?という意見は超貴重でした。その視点はなかったです!深いはーその視点、面白いわー。落語にいろんな解釈があるように俳句も読み手がいくつもの解釈を持てるのが面白い、だからこのサイトも面白いんだな。

しかし、俳句は絵画や音楽だけでなく、ホラーや不条理、落語にまで相性がいいことがチャレンジしながら見えてきたように思います(*'▽')また落語も詠んでみたいし、別ジャンルも興味あり。ちゃんとした句もやりつつ、しりとりで即興の俳筋も鍛えつつ、チャレンジ句もやっていきます、ぜひ知世さんの目でいろいろな鑑賞を聴きたいです(*'▽')

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「連なりて蜻蛉飛び交う秋津島」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

知世さん、こんにちは。

「泡を抱く」句の批評ありがとうございます。

私の措いた参考句(というか、あれは単に並べただけだなあ)の表記について、数式そのままというのは、縦書きを基本とする俳句の形を考えると・・・。まあ、あのカタカナを縦書きにしたところで読みやすいかという疑問はありますが。

さて、御句、拝読いたしました。

・日本全国、目をこらさなくても蜻蛉の姿が目に入るようになって、いよいよ秋まっただ中、という景と読みました。
・ここの「蜻蛉」は「あきつ」と読むべきでしょうか。「飛び交う」への音のつながりなら「とんぼ」読みでも良さそうですが。
・ただ、「連なりて」が、私にはイメージ出来ていないところです。「雁」ならイメージしやすいのですが、「蜻蛉」はそんなに整然としたものだったでしょうか。(しりとりなので、あまりここをツッコんでも仕方が無いのかも、と思いつつ)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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連なりて蜻蛉のつがひ秋津島

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

即興で読めるみなさんすごいですね。ちょっと気合い入れよう!

穴熊のコメントありがとうございます。冬→初秋への展開はおっしゃる通りです。(残暑が初秋なので夏は出てこないかな)で、あざとくてうるさい・繋がりがスムーズじゃないなどは私も感じてました。「かな」の詠嘆もあまり効いてないですしねぇ。

古代の日本のことという秋津島という言い方を始めて知りました。枕詞としても知りませんでした。さらに、「蜻蛉」が国号となってこれであきつとも呼ぶとは。蜻蛉は豊穰の象徴であったとか。知らないことばかりで、ちょっと楽しかったです。
「連なりて」の散文的なイメージ「飛び交う」の凡庸な表現、動詞が二つ入ることのうるささ。このあたり解消するとより歴史的な重みや深みが出る句になる可能性がある気がします。

点数: 1

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「連なりて蜻蛉飛び交う秋津島」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます

すごいスピードで、秋津島まで持ってきて素敵ー!
神社大好き、古事記・日本書紀大好きのげばとしてはこの辺りの言葉が出てくると、ちょっとうれしくなっちゃいます。正直、下五に何を持ってくるかで印象が変わるでー、というタイプの句だとは思うので。

そういう意味では、大成功でしょ。古代から今もこの蜻蛉はいるんですよね。そして飛び交い続けてるんだろうな、という風に思うと、すごいなー。国産みのときはいなかったとしても、古事記のときからは蜻蛉はいたんでしょうしね。いや、国産みのときからいたのかなあ。日本誕生へ想いを馳せる、素敵な句でした!

みんなが眠る間の即興作句、最高でしたー、これやっぱ楽しいですよねー。
ちなみに、私は「連なる」「つらつらと」とかありつつ、「氷柱」で冬の句を作ってました(*'▽')

点数: 1

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連なりて増ゆる蜻蛉や秋津島

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

冬にこのサイトで「秋津洲」と詠んだのですが、その時、日本列島だとすぐにわかる人が存外に少なかったですね。日本トンボ王国。

御句、「秋津島」の語源を知っていると、説明感と近さが気になりますね。
また「連なりて」が「列を作って」に思えるのも避けられないかと。
このあたりを整理したいかと思います。

点数: 1

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