作者 佐渡 投稿日
回答者 イサク
おはようございます。
気になる点は卓鐘様と近いです。
◆「春が終わる」から「漬物石が暇になる」の因果関係があるのですが、「や」で切れている点。
◆この句の「も」の使い方だと、自分（作句者自身）を前に出そうとしているのがわかってしまうのが気になります。
◆誰も触れていませんが（提案句では回避していますが）擬人化の是非、はあります。
御句では効果的ではない、とまでは思いませんが、どうでしょう？
・行く春の漬物石は暇なやつ
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回答者 卓鐘
今日わ。
型がきっちりしていい感じの句だけに「少し暇」のゆるさが気になりますね。「お疲れさん」の方が意味もわかりやすいし、人物像なんかも見えてくる気がします。（6音ですが、さんを一気に読めるのであまり字余りも気にならないし。）
あとは要注意な助詞「も」がどうか。他に何が暇なのか？で作者？と思いますが、そういうことではなさそう。これがあることによって焦点がぶれている気がします。
どうするか？なのですが、「少し暇」な理由がわかりませんでした。夏を迎えようとするこの時期、どうして「少し暇」になるのか？これが分からないと提案句も考えにくく。僕の知識不足の可能性も大いにあり教えていただけると幸いです。
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回答者 なおじい
おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。
上五中七なかなかいい感じですが、下五でこけますね。
これは、春まで漬物を作っていたけれど、もう春も終わり夏になると漬物はしなくなるので、漬物石も用がなくなるという句ですね。いい感じですが、「行く春や」でいいのかなぁ、という気が…。
あと、「お疲れさん」は、字余りとは思いませんよ。確かに六音ですが、最後が「ん」ですし、下五ですからリズムを損ないませんし。
取り急ぎ、「行く春や」はこのままにするとして、「少し暇」は「暇になり」とかのほうがいいのではないですか？川柳みたいですけど。
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回答者 卓鐘
コメントありがとうございました。
そうなんですね。夏には漬物石は使わずしまうのですね。「も」がご自分であるのですね。やはり「も」はこの句ではよくないかもしれません。行く春との関連性が強くなって、春もお疲れ様と言いたいのかなという感じがします。なかなか「も」がいきてくるのは難しく、何となく含みを持たせたいからという感覚で使うのはお勧めしないです。
提案句は、「行く春や」で切って取り合わせにした場合、行く春が、春を惜しむ感覚よりも、春が過ぎていくのでという理由に使われてしまっている感じがあります。
そこで、惜春と漬物石をくっつけてみました。（こうすることで、漬物石そのものに惜春の思い、春の漬物を食べてきた味覚のようなものが想起される気がします。）「けり」は〜したのだなぁという感慨です。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。置き場を出してみますか？字余りですが、、。
土間べりの春のかたみの漬物石
行く春の傍題の春のかたみ、にしてみました。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
一茶の「しんぼしたどてらの綿よ隙やるぞ」
から着想した句。
下五は「お疲れさん」としたが字余りだし、どうかなと思った。
行く春の季語はどうか？