「笹鳴や息をひそめて聞きにけり」の批評
回答者 独楽爺
おはようございます。
もちろん絶対ダメというものではありませんが、俳句の基本原則をいくつも外しておられます。
⑴動詞は一つまで
動詞の連発は因果の説明に陥りやすい。
⑵切れ字は一つ
「や」と「けり」はどちらか一つに。
⑶可能な限り言葉を省略する。
「聞く」は季語に近いというか冗長というか、無くても十分意味が伝わります。
⑷俳句は基本一人称
聞くとかの詠み手の動作は蛇足でしょうか。
"山麓の笹鳴微かに歌いけり
いろいろ口説く申し上げましたが、よろしくお願いします。
点数: 1
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日課としている午後の山麓通い…今時に?と思われる方もおられるかと思いますが、何と、今生初めて「笹鳴」を聞いたのでした…。
そもそも、俳句を始めるまで、「笹鳴」自体、知らなかったのですが…。
立春後、既に二週間、音を立てないように静かに聞き入りました…。「笹鳴」、冬の季語でありますが…。