俳句添削道場(投句と批評)

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夏至の日の湖に架けたる橋長し

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏至の日は、いちばん日が長いので、早朝、橋を渡ると、とても長く感じた。
いや、長く感じるだろうな…
という句です。

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「夏至の日の湖に架けたる橋長し」の批評

回答者 なお

こんにちは。
負乗様、いつも勉強させていただいております。

御句、意味が掴めませんでした。「架けたる」といえば作者が架橋したみたいですが、もちろんそうでなく、元々からあるのでしょう。であれば「架かる」ですよね。

それはそれとして、負乗様のコメントは次のようです。「夏至の日は、いちばん日が長いので、早朝、橋を渡ると、とても長く感じた」と。
これを読んでも、御句の句意につき、未だかつて次の三つのどれなのだか決めかねています。

1. 最も日が長いので、橋を渡って行った先での一日がとても長く感じた。
2. 最も昼が長いので、従って気温も上がり、鉄製の橋は膨張して普段より長くなったように感じた。
3. 最も日が長く暑いのでクラクラして、いつもならすぐに渡り切るのにとても長く感じた。

どれも面白いので、それぞれのケースにつき提案句を作ろうと思ったのですが、そこまで辿り着けませんでした…。すみません。

句の評価:
★★★★★

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「夏至の日の湖に架けたる橋長し」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

この「架けたる」が僕的にはかなり気になります。夏至の日に橋を架けました、といったニュアンスになっているような…
御句の橋は日常的に使っている橋で、夏至の日にはその橋がとりわけ長く感じるなあ。という句意でよろしいのでしょうか?
もし上の解釈が合っているなら、ここは「架けたる」より「架かる」じゃないかなと思うのですが、どうなんでしょう。

そもそも橋に対して「架けたる」と念押しする必要性も御句からは感じられず…
素直に「夏至の湖の橋長し」と表記すればほぼ同じ内容が言えてしまうので、余った字数で朝の時間帯を演出したり、(橋か湖の)固有名詞を出したりしてみたいですね。

総じて、橋を書きたいのか湖を書きたいのかがブレ気味ですので、もう少し整理する必要ありかなと思いました。

点数: 1

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「夏至の日の湖に架けたる橋長し」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「架けたる」が自分が架けたようで、そのせいで何かの比喩のように見えますね・・・
単純な変更でそこは直ります。

・夏至の日の湖架かりたる橋長し

他の部分もふんわりと冗長ですが、そもそも「夏至の日の橋は長いような気がした」というふんわりした句意ですので、情報を詰め込み過ぎるよりこのままにした方がいいかな・・・と思いました。

点数: 1

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