「夕空の雲のゆるりと遅日かな」の批評
回答者 弥平
拙句への評、有難う御座いました。
歳時記の例句に、五八六と、息の乱れた感の
香西照雄 「登頂の荒息聞き合ひ銀婚なり」
があり、登山と通じればザイル・寝袋も傍題。
季語「登山」の使用にこだわらず、楽にした。
点数: 0
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作者 かぬまっこ 投稿日
回答者 弥平
拙句への評、有難う御座いました。
歳時記の例句に、五八六と、息の乱れた感の
香西照雄 「登頂の荒息聞き合ひ銀婚なり」
があり、登山と通じればザイル・寝袋も傍題。
季語「登山」の使用にこだわらず、楽にした。
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回答者 秋沙美 洋
かぬまっこさん、こんにちは。
以下は僕の個人的な考察ですと前置きして。
やはり「夕空」「雲」の組み合わせは書き過ぎな気がします。師曰く「地面にある雲があったら持ってこい」
また遅日とは「夕方の時間が長くなった」というニュアンスも含んでいる気がします。なので「遅日」「夕」の二字を同居させてしまうのも安直過ぎるかと。
参考までに、以下のデータをご紹介します。
「遅」「夕」の両方が入った句
人選…5句
並選…33句
もちろん分母が違うので(人並それぞれ全体で何句あるかは数えていません)ハッキリとは言えませんが、この二字を安易に取り合わせるのは凡人がやる事だと先生に言われている気がしております。
人選には遅日という表記をせず「夕長し(永し)」と書いている句も散見されます。
ですので、このような「夕」の使い方と「雲のゆるり」を上手く掛け合わせる事が出来れば…人選の可能性もあったのかも??
そもそも「遅日だから雲もゆっくりしている」という視点がありきたり、と捉えられた可能性もあります。
以前にプレバトでなっちゃん先生がフジモン名人の句に「目立つ欠点も無いが、推したい魅力もない」といった感じの事を言っていました。この「推したい魅力も無い」というのが厄介な訳で…。
目立つ欠点が無ければとりあえず並選には入れるのかもしれません。ですがそれより一つ上に行くには、独創性などといった一欠片の魅力が必要なのでしょう。
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回答者 よし造
拙句・・江ノ電が陽炎ながら沖に消えたという幻想を詠いたかったのですが,独りよがりで無理があったようです。陽炎と蜃気楼を間違えたのではないかというご指摘は、「まさか」です。名詞を動詞化させるのは、よく見る一つの表現法の気がしています。
いろいろなご指摘参考になりました。ありがとうございました。
御句・・春の雲は「のたりのたり」という感じがありますね。「ゆるり」という措辞は、雲にも季語にもぴったりと思います。情景も表現も好きな句です。
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回答者 イサク
こんばんは。そのサイトの三句制限で今後が厳しいイサクです。
及ばずながら考察に参加しますと・・・
あのサイトの選句について、初見で一句当たりにかけている時間は数秒なのだと思います(6000句あるので、1句あたり10秒でもトータル15時間程度はかかります)。初手でスタッフが「とても俳句とは呼べないもの」「季語
の間違っているもの」を振り分けている可能性はありますが、それでも膨大な数と思います。
その上で「天・地選を選び、その解説を記述」「アドバイスに使う句を選び、その解説を記述」「同一作者の句は一句しか掲載しない(今回から)」などと作業していますので、「人選」「佳作」を振り分けるのは、ある程度フィーリングでやっていると考えてもいいでしょう。
という前提の上で、報告です。人選にかぬまっこ様の句と似た句があります。(他人の句なのでここには記載しません。「金の星」で検索ください)
その句との比較にて、初見で何が不足しているのか、何が過剰なのか、などと考えるのが考察の種になりそうな気がいたします。
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回答者 イサク
かぬまっこ様
私も「ある」は不要に思います。
ポイントはそこではなく、この句が「人」選され、かぬまっこ様の句が届かなかった理由を探すこと、です。
前のコメントにも書きましたが、一句当たり数秒~数十秒で見極める作業と思われます。「金の星」の句の「ある」は「不要かもしれないが、あっても人選」なのです。
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回答者 鬼胡桃
こんにちは。コメントありがとうございます。私は鎌倉の句を:留まる:でカットを切ったつもりで作りました。上五を:や:で切ると三段切れになってしまうと思い、上五中七でワンフレーズにしカットを切り、下五に季語仏法僧をぶつけました。
句に関してですが、遅日とありますから、夕空はいらないかと思います。
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回答者 登盛満
こんばんは。
籐椅子の句へのコメントいただきありがとうございました。以前に、かぬまっこ様がコメントに藤田湘子先生の本の事を書かれていたのを読んで、私も同じ本を読んで勉強し出していたので嬉しかったです。今日は、天気も悪く籠っていたので、古いレコードを聴きながら、「季語やの上五、季語を説明しない中七下五」で作句に取り組んでみました。何度も立って行ってレコードを替えながら。(笑)
御句拝読させていただき、優しい句だなぁと感じました。
ゆったりとした景が浮かび、色や匂いもして来るように思いました。
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回答者 黒徹
かぬまっこさんの俳句を拝読しました。
発想が良くて、スゴイなと思いました!
次回作も楽しみです。応援しています!
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回答者 黒徹
かぬまっこさんの俳句を拝読しました。
発想が良くて、スゴイなと思いました!
次回作も楽しみです。応援しています!
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回答者 優子
かぬまっこ様
添削ありがとうございます。人魚がぷくぷく沈むのは、人魚が寝てしまって、海に沈んでいく感じです。私の好きな綾野剛さんが、ヒロイン石原さとみさん(人魚役)を助けるシーンを思い出して詠んだ句です。
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回答者 三日酔いの防人
かぬまっこ様、お久しぶりです。御吟行のこと大変喜ばしく思います。
拙句への評、ありがとうございました。
掲句ですが、個人的には『夕空』が要らなかったと思いました。他の方からも出ておりますが、『遅日』を感じるのは視覚、それも明暗からですね、その際、人は空を見上げて日が伸びたと感じると思います。ですので『夕空』は要らなくなるのでは?『夕空』を外せば中七が効いて来ると思います。
私なら上五に場所的情報を入れ
桟橋の雲のゆるりとなる遅日
とご提案致します。
私も睡蓮からチャレンジしようと思います。かぬまっこ様を勝手にライバル視しておりますので、またよろしくお願いします。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
某サイトで「人」及ばず。
何が悪かったのか考察してみます。
まず、内容が平凡
もしかしたら「遅日」という季語の中に含まれている内容なのかもしれません。更に、夕空と雲はベタだったかなぁ。