俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削得点の高い順の5ページ目

雪解のピアニシモからフォルテシモ

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 雪解やピアニシモからフォルテシモ

先ほどは、ありがとうございます。

私も、面白い発想の句だと思います。これは推測ですが、ひょっとして「雪解や」と一度切っているので、後半の「ピアニシモからフォルテシモ」が雪解の音なのか、それとも別の音なのかが、分かりにくいと選者の方は判断したのかもしれません。

強いて言えば……私なら「や」で切らず、「の」で意味をつなげるかもしれません。

さて……「初空」の句の添削、とても納得いきました。なるほど、確かに「へ」ですね。

点数: 2

「雪解やピアニシモからフォルテシモ」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 雪解やピアニシモからフォルテシモ

いなだはまち様、「重陽」の句の批評、ありがとうございます。
あの句に関しては、添削をお願いしたかったというより、皆さんがどのような批評をされるか興味があったのです。というのも……どうしてこの句が人選だったのか、自分で分からなかったので(苦笑)。なるほど「和に洋を重ねる」ですか。その取り合わせの意外性も、評価していただいたのかもしれませんね。

それと「雪解」の句、確かに「雪解水」でも成立しますね。
「雪解」とすると雪解の「音」の方に焦点が行き、「雪解水」とすると、流れる水の方に焦点が行く印象です。これはもう、いなだ様の表現したかったニュアンスで選ばれるのが、よろしいかと存じます。

点数: 2

「マスクするよぎる不安やコロナ菌」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: マスクするよぎる不安やコロナ菌

そうり様、重陽の句へのコメントありがとうございます。
嬉しいですが……褒め過ぎです(笑)。私も、まだまだ初心者です。しかも私は不器用で、頭の中でしっかり整理して、自分なりの型を定めないと、句が詠めないのです(汗)。まぁ、確かに考えた分だけ、人に話せるという部分はあるかもしれません。

とにかく、某CMじゃありませんが「誰もが始めは初心者」です。初心者同士、これからも頑張っていきましょう!

点数: 2

二月来て光陰のごと吾の記憶

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 早2月記憶は遠く過ぎていく

中田喜美子様、はじめまして。
人生経験を積んだからこその一句。過ごされてきた時間、人生というものの重みを感じました。私のような若輩者には、とても到達できない境地です。

その上で、少しばかり若輩者の戯言を聞いていただけると、嬉しいです。

上五の「早2月」の「早」を使われた意図も分かるのですが、そうなると後半の「記憶が過ぎていく」という感慨が、薄れてしまうように感じます。

そこで、上五は「二月来て」と単純に書き、記憶が過ぎていくさまを「光陰のごと」と比喩で表します。そうしますと、上五の「二月来て」という部分に、より重みが増してくると思います。

いずれにしましても、今の私には出てこない発想です。人生について考えさせられる一句でした。

点数: 2

病棟をざわめき大相撲中継

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 大相撲集う患者や大画面

こんにちは。「大相撲」は初秋の季語なのですね、勉強になりました!

ちょっと焦って詠まれたのでしょうか。そうり様にしては、意味が伝わりにくいです。その原因は、ハッキリしていて、内容が途中で切れてしまっているからです。

大相撲を大画面で見ているということですよね? でしたら「大相撲中継」とまとめた方が、分かりやすいです。

私なら「病棟をざわめき」ともってきて、読み手に「何が起こったんだろう?」と想像させます。静かな病棟をざわめき声。急患かな、様態の急変した人がいるのかな、と。そして最後に「大相撲中継」と出てくれば、「ああそういうことか」と一安心。

いかがでしょう。そうり様が詠みたかったのは、この光景じゃありませんか?(笑)

関連して、そうり様は少し「型の勉強」をされた方が、もっとスムーズに句を詠めるようになると思います。

内容上、私は”句またがり”の型を使わせていただきましたが、基本的には「季語を含む五音」+「その他の十二音」というのが、俳句の基本型です。

例えば季語「大相撲」の場合、これと取り合わせる他の十二音を考えます。

(例1)跳ね上がる祖父母の両手大相撲
(例2)外つ国の地名が並ぶ大相撲

いずれも発想は凡ですが、こんな感じで作るとスムーズです。是非お試し下さい!

点数: 2

南風の記憶さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

お詫び

回答数 : 3

投稿日時:

ドーナツの形の地雷唐辛子

回答数 : 7

投稿日時:

この島は流刑地だった夕時雨

回答数 : 5

投稿日時:

重ね着す捲りたくなるやうな雲

回答数 : 3

投稿日時:

この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

南風の記憶さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

ひたすらに歩き続けて玉の汗

作者名 馬場芳樹 回答数 : 8

投稿日時:

手枕に風のゆるくて夏近し

作者名 コウ 回答数 : 4

投稿日時:

極楽の在処も知らぬ庭の蓮

作者名 こま爺 回答数 : 2

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ