俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の43ページ目

エアコンの切り替え激し秋の朝

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 冷暖房切り替え激し今朝の冷え

こんにちは! おくらと申します。

今の時期は寒暖差が激しくて着るものやかける布団にも迷いますよね💦

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

まずこの句の季語なのですが、「冷房」は夏、「暖房」は冬の季語です。「冷暖房」が季語として、どういう扱いになるのかは勉強不足で確実ではないのですが、ややもすると季重なりの句に見えてしまいます。なので、季語ではない「エアコン」に置き換えてみてはいかがでしょうか?

田中様は「秋」の「朝」の「冷え」を表現なさりたいと受けとりましたので、「秋」の季語が持つ〈冷たさ〉や〈涼しさ〉に思いを託して、「秋の朝」としてみました。

エアコンの切り替え激し春の朝

と比べて見ますと、その違いがよくわかるかと思います。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

「恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく

おはようございます! おくらと申します。

「秋時雨」の句にご添削いただき、ありがとうございました! 的確に句意を汲んでいただけて、嬉しいです。添削後の中七の方が小気味いいし、より詠み手の心情が浮き彫りになりますね。とても勉強になりました。

それはそれとして、大変申し訳ないのですが、私の言の葉を言の刃に変えて俳人の芽を刈り取ろうとするのはやめてください💦上手下手はあれど、皆様、一生懸命に作句されています。悠様のご意見は大変参考になる一方で、辛口かつ言葉少なで、量が少なすぎるゆえに味が伝わりづらくなってしまった「大根葉の一夜漬」のようです。とても悲しいです。

私もまだまだ勉強不足の身です。今後とも、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

点数: 3

朝七時あおき空にも彼岸花

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 朝七時空を見上げる彼岸花

はじめまして!おくらと申します。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

季語としての「彼岸花」は〈死〉〈朱の色〉をイメージさせる〈陰鬱〉なもの。それと〈生〉の目覚めを感じさせる「朝」と秋の空の〈青〉を対比させてみようというのが、御句の句の心ですね。発想と試みは面白いと思いました。

この句が成立しているかの肝は中七「空を見上げる」の是非です。

レントゲン様は上五中七で「秋の青く澄んだ空」を表現しようとなさっているのですが、ただ「空」と書かれただけでは〈陰鬱〉なイメージが強い「彼岸花」の季語の力に引っ張られて、読み手は曇り空もしくは小雨の景色を想像してしまいます。

「女心と秋の空」とまで謂われるようにただでさえ、天気の移り変わりが激しい季節です。ここは句意をはっきりと伝えるためにも「あおき空」と書いてしまいましょう!

安易な擬人法は動作の主体が判然としなくなる場合があるので、慣れないうちは避けた方がよいかも知れません。咲いている「彼岸花」は〈空に向かってすっと伸びている〉イメージを持っているので、わざわざ「見上げる」と書く必要もないかと感じました。

「朝七時」と具体的な時間を詠まれたのは良いと思いました!

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 2

秋灯下土の声聴き轆轤の座

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 秋灯下ひとり無言の轆轤の座

こんばんは!おくらと申します。

拙句「名月」にご批評いただき、ありがとうございました! やはり余情が不足していましたよね。反省しています。

恐縮ながら御句に感想を述べさせていただきます。

陶芸一回挑戦してみたいんですよねぇ…。

私の感覚だと「秋灯」から抱くイメージは〈しんみり〉とはしていながらも〈温かな〉光です。あえて意図的になさったのかも知れないのですが「ひとり無言の」とくると、〈さびしげな〉〈孤独感〉といった〈冷たい〉印象を受け、「秋灯」のイメージと反発し合ってしまう感じを受けました。

ですので、〈温かな〉印象を残すため、仲良く語らう相手として「土」を持ってきたのですが、いかがでしょうか?

ただ中七が「土の声聴き」だと座五の「轆轤の座」が見え透いてしまい、安直に感じられてしまうかもしれない点が一つ問題、かつ、「無言」の句意は汲めていれど「ひとり」であるかどうかまで表現なしえているかは自分では判断しかねます。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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