秋灯下ひとり無言の轆轤の座
作者 久田しげき 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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秋灯下土の声聴き轆轤の座
回答者 丼上秋葵
こんばんは!おくらと申します。
拙句「名月」にご批評いただき、ありがとうございました! やはり余情が不足していましたよね。反省しています。
恐縮ながら御句に感想を述べさせていただきます。
陶芸一回挑戦してみたいんですよねぇ…。
私の感覚だと「秋灯」から抱くイメージは〈しんみり〉とはしていながらも〈温かな〉光です。あえて意図的になさったのかも知れないのですが「ひとり無言の」とくると、〈さびしげな〉〈孤独感〉といった〈冷たい〉印象を受け、「秋灯」のイメージと反発し合ってしまう感じを受けました。
ですので、〈温かな〉印象を残すため、仲良く語らう相手として「土」を持ってきたのですが、いかがでしょうか?
ただ中七が「土の声聴き」だと座五の「轆轤の座」が見え透いてしまい、安直に感じられてしまうかもしれない点が一つ問題、かつ、「無言」の句意は汲めていれど「ひとり」であるかどうかまで表現なしえているかは自分では判断しかねます。
少しでもご参考になれば、幸いです。
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