俳句添削道場(投句と批評)

秋津洲はじめさんの添削最新の投稿順に並んでいます

「冬遍路病める足にも夕日影」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 冬遍路病める足にも夕日影

「にも」は足のほかのものもあるかと分散してしまいます。
にも は語数合わせでよく使う助詞で適切ならいいけどこの場合はX。
影になるのは当然足だけではないので、この点でもX。
添削で「人の御加護」としたのがありましたが、御加護は遍路に含まれる、説明です。「人」、も遍路するのは人、犬猫はしません。語数合わせの無駄使い。
まあ、俳句なんぞ、味あえばよろしいと、おしゃる方もおられますが(^_^)
だめなものはだめ。心にしみわたる俳句めざしたいものです。

点数: 1

「懐に豊かさ運ぶ虎落笛」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 懐に豊かさ運ぶ虎落笛

もっと具体的に何が運ばれたのか率直に取り上げたほうがいい。
懐や心にもたらされた豊かさが何なのか、またその状況も何も映像化できません。
実家の御商売とありますが、もっと具体的に。
過去を詠まないという、丵句の原則的なものありますが、今を詠むシュチエーションに置き換えて読んでみられてはいかがでしょうか。

点数: 1

「うちの犬ぶらりぶらりと初散歩」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: うちの犬ぶらりぶらりと初散歩

なんでも「初」をつければ新年の季語ですかね?。まあ普通に歳時記に使われているものをと思います。私の歳時記にはありません。「ぶらりぶらり」オノマトペは適切でないと句全体を台無しにします。まあ犬の今年最初の散歩など詠むほどのものでもなし、何を詠むか素材からかんがえないとね。前者の添削もひどいね(^_^)。犬の初散歩、いいでしょう。もっと犬の気持ちになって、年末年始忙しくて連れ出すことができなかったので愛犬は大喜び、そんな情景を詠まれてはいかがでしょうか。
私は猫はなので犬の気持ちはわかりません(^_^)

指摘事項: 無季俳句

点数: 0

「ツアーバスシートの硬き遍路かな」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: ツアーバスシートの硬き遍路かな

[ツアーバスシートの硬き遍路かな]
ツアー、シート五文字無駄使いと思いますがかたい椅子でケツが痛くなる長旅。
映像は浮かびますがもう少しこの状況を別の角度で見られてはどうでしょうか。

[流氷接岸す番屋無人なり]
接岸と説明しなくても流氷の中に想像できます。
「す」する、終止形だから558 途中で不規則に切れているのでリズムよくないと思います。人なき番屋に流氷が押し寄せてくる光景をもっとダイナミックに表現されてはと思います。

点数: 1

「御降りの波へ消え行く木造船」の批評

回答者 秋津洲はじめ

添削した俳句: 御降りの波へ消え行く木造船

元日から三日の間に降る雨、特別の恵みのように思える雨。春の遠い予感のような季語です。波間に消えていく木造船とどうつながるのか、木造船がどういうものかという具体もみえません。かぬまっ子のようは北鮮の船イメージしたようですけど、季語の心と結びつかない。心情でも、光景でもいいですが具体的でないと自分がわかる独りよがりの経過の飛躍した俳句。他者に感動の再生産をもたらしませんねm(__)m。

点数: 6

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