俳句添削道場(投句と批評)

幸福来々さんの添削最新の投稿順の5ページ目

「イヤホンのクール沁みいる冬田かな」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: イヤホンのクール沁みいる冬田かな

はじめまして。

『去年今年』の句のご指摘があまり理解できませんでした。
野暮は遊郭で、「センスのない男客」という意味で、泣くは「喘がされる」という意味です。
そして、「泣かない」と言うことにより、いつもは泣いてるということを想像させたことにより、なぜ『去年今年』の季語が尚活かされるのかがわかりません。

さて、本句ですが私は以下のように読みました。

冬田の前では、イヤホンの冷たさをなお感じてしまうほど、私の心が疲れてる。

コメントでおっしゃっている句意どおりに読むのは難しい気がします。
理由は、以下のとおりです。

・『冬田』の本意は、稲を刈り終わっただけでなく、緑が枯れ果ててもうなくなっってしまった田である
・『イヤホンのクール』と『冬田』で冷たさを連想させる
・『沁みいる』からの『冬田』が悲観・悲壮感を連想させる

ジャズを聴いて足取りが軽かったのか、それとも沁み入るような感慨があったのかちょっとわかりませんが、単純に「ジャズ」と『冬田』の取り合わせ面白いと思いました。

添削というか、提案句としては

【原句に近い】
・イヤホンのジャズの沁みいる冬田かな

【クールを具体化】
・イヤホンのジャズのスイング冬田道

【具体的な曲名に託す】
・sing sing sing奏でるイヤホン冬田道

点数: 5

「あなたにはそのほうがいい雪の夜」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: あなたにはそのほうがいい雪の夜

コメント失礼します。
『には』と『その』が利いてるとてもいいフレーズで、優しい俳句だなと思いました。
が、お別れの句なんですね。
私は、お母さんが自分の退職や進路を案じてのアドバイスを想像してしまいました。

季語とフレーズのガチンコ勝負なんで、お別れの句にするにはどういう季語を選ぶべきなんですかね。
フレーズ的にまだ二人が屋内の空間に一緒にいる気がして、私『には』都合悪いけどね!感が薄い気がするので、帰り道にしてみたらどうでしょう。

「あなたにはそのほうがいい」帰路の雪

点数: 2

「赤い目で睨む先には杉の花」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 赤い目で睨む先には杉の花

一応補足しておきますと、春の季語「杉の花」の傍題として、「杉(の)花粉」「花粉症」が歳時記に載っているものがあるという話で、まだ数は少ないです。
先生に突っ込まれたら、そう言ってください。

【プレバトの例句&解説】
https://www.mbs.jp/mbs-column/p-battle/archive/2020/02/22/019813.shtml

点数: 1

「怪獣も大人しくなる六日かな」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 怪獣も大人しくなる六日かな

なおじいさんお久しぶりです。
冬の季語を意識すべきというご指摘たしかになと思いました。
一時俳句から離れると、だめですね^^;

コメントの句意どおりに読めるかと言ったらそうではないですが、この文字面だけでも面白いと思います。

『怪獣「も」』でウルトラマンと怪獣が富士山のらへんの穏やかな場所で、二人共座りほうけてるような景を想像しました。
季語『六日』と『大人しくなる』も響き合ってる気がします。

季語『龍天に登る』の成り立ちにも似た穏やかな新年がそこにある。
そんな気分にさせられました。

点数: 1

「怪獣の気持ちの散歩霜柱」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 怪獣の気持ちの散歩霜柱

お久しぶりです。

オチになったらちょーかわいい。
一回読んで好きになれる句だと思います。

点数: 1

幸福来々さんの俳句添削依頼

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すべての灯りが優しくなって春

回答数 : 1

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オレを焼き殺す寒晴の太陽

回答数 : 7

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君の手や夏の限りをつないだ手

回答数 : 3

投稿日時:

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