「冷房の毒素廻りて生き返る」の批評
回答者 まちる
添削した俳句: 冷房の毒素廻りて生き返る
コメントありがとうございます。
私は初心者ですが、俳句を始めるにあたって自分なりの俳句とは何かは考えました。結論としては「的確な描写」とそれにより「心動かされる何か」があって俳句と思います。
ワカシ君一年生さんも近い考えかと思われます。
ただ人それぞれで「心動かされる何か」が違うので難しいですよね。
「物が揺らめいている景をそのまま詠んでも俳句にはならないからです。」
仰りたいのは
「物が揺らめいている景をそのまま詠んで、それにより心動かされる何かを与えないとダメ」って事ですね。
正岡子規が芭蕉をディスってたのもそれと思います。
池に蛙が飛び込んだ音、、、だからなに?って話ですよね。
でも、人それぞれで好みも価値観も生きてきた環境も違うから評価は変わると思うんですよね。
映画で言うアクション、コメディ、ホラーとかのジャンルのようなものが俳句にもあると思いますし。
ですので、ワカシ君一年生さんの仰る「ほぼ写真」は俳句として成立してると私は思っております。
ワカシ君一年生さんの
「俳句は、読み手の脳に映像を勝手に描いてもらえれば、成功かと思います。」
のその通りと思います。
自分が面白くないと思う映画を他の人が面白いと言う事もよくある話です。
私の俳句の良し悪しはさておきワカシ君一年生さんにとって「自分の好みではない俳句」なだけであり「その先の世界」を感じられないのは私とワカシ君一年生さんとの感性の違いなのかなと思います。
適当に「ご指導ありがとうございます」などと、お礼のお返事でも良かったのですが、俳句に対する熱い想いを語って頂いたので私も思った事を書かせて頂きました。
気分を害されたならすみません。
点数: 5