見得を切る回転寿司のトロつまみ
回答者 佐々木健一
添削した俳句: 回る寿司トロを摘まんで背伸びして
摘まんで背伸びして
のところがリフレインっぽい雰囲気はあるけれど、摘まんでいるのは背伸びしてますよ、と説明的だと思いました。
歌舞伎で大見得を切るというのを使って、背伸びしての気持ちを上五にしてみました。見得と見栄をかけている感じで。
回る寿司、よりも、回転寿司と言い切ったほうが、回る、つまむと動詞かふたつあるよりもすっきり整います。
どうでしょうか?
点数: 1
回答者 佐々木健一
添削した俳句: 回る寿司トロを摘まんで背伸びして
摘まんで背伸びして
のところがリフレインっぽい雰囲気はあるけれど、摘まんでいるのは背伸びしてますよ、と説明的だと思いました。
歌舞伎で大見得を切るというのを使って、背伸びしての気持ちを上五にしてみました。見得と見栄をかけている感じで。
回る寿司、よりも、回転寿司と言い切ったほうが、回る、つまむと動詞かふたつあるよりもすっきり整います。
どうでしょうか?
点数: 1
回答者 佐々木健一
添削した俳句: 球児らの汗も供物か夕月夜
むしろ「供物」という言葉がなかなか手強い感じがしました。
野球の神様に捧げられる学生の青春?
供物を捧げて祈願する、というより、がむしゃらに汗だくで野球に没頭している球児たち、没頭するうちに日は暮れて、月や星が……。
月か星か。「汗」は月というより星かもと思いました。
夕星や球児の汗も煌めきて
夕星(ゆうづつ)という宵の星の季語は、いかがでしょうか?
点数: 1
回答者 佐々木健一
添削した俳句: 木犀のそそり立ちたるこの世かな
金木犀のご先祖様の銀木犀の樹。
香りは金木犀よりほのか。
花に鼻を近づけなければならない。
白いきれいな小さな花。
樹齢数百年の樹をながめたとき、銀木犀ではなく大けやきをながめたことがありますが、なんとなく歴史につつまれるような気分になりました。
ひらがなを多く使い、はんなりとした句にしてみました。
点数: 1
回答者 佐々木健一
添削した俳句: 満月のGPSや地球号
GPSを使うとき行き先の名前なり住所なりを入力して使うわけです。
作句意図の未来への指針となるGPSという、未来への不安。
GPSはナビゲーションでリモコンのように操作しているわけではない気も。
月の満ち欠けと海の満潮干潮の関連性を思い出しました。
擬人化ならぬ機械化、地球を自動車か何かの乗り物に見立てているのが、この句のおもしろさだと思いました。
位置を移動するわけでない現在も全人類を未来へと運んでいる乗り物。
GPSという言葉を取り入れた俳句を考えたことはなかったので、作ってみたくなりました。
満月、地球号、GPS。
地球号の発想や未来への不安感はGPSではどうにもならない気もしたので、ちょっと古いSFものっぽい句で、満月への憧れの句に直してみました。
宇宙船でGPSで星を入力すると到着時刻やルート検索できる時代、別の星に移民する時代が来るとしたら、その頃の地球はどうなっているんでしょうね。
点数: 0
最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。