俳句添削道場(投句と批評)

苧麻さんの添削最新の投稿順の2ページ目

「蒲公英やとかくこの世は風任せ」の批評

回答者 苧麻

添削した俳句: 蒲公英やとかくこの世は風任せ

こま爺様
こんにちは。御句、のんびりとした春らしい句で素敵ですね。
そのままでも素敵だと思いますが、
蒲公英が風に乗っている情景を想像すると可愛いイメージがしたので、
提案句として、下五をオノマトペにしてみました。
・蒲公英やとかくこの世はふいふいと
よろしくお願いいたします。

点数: 1

「濡れそぼつ石に亀ゐる春の暮」の批評

回答者 苧麻

添削した俳句: 濡れそぼつ石に亀ゐる春の暮

ケント様。こんばんは。
拙句『根もと咲く』へコメントありがとうございます。
提案句、ロマンチックで素敵です。
実は桜の開花とともに誰かを待っていたというのも、まさにその通りです。
ただ、待ち人は子供だったので、情緒もないのですが(笑)

私は御句ではじめて知ったのですが、「濡れそぼつ」という表現がとても素敵ですね。
このままで素敵だと思いますが、勉強のため失礼いたします。
情景句とのことですが、読んだとき強い雨の中亀が健気に待っていたように思えたので、待つにしてみました。
・濡れそぼつ石に亀待つ春の暮
御句のような句をいつか詠めるようになりたいです。勉強させていただきます。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

点数: 1

「能面の裏に張り付く余寒かな」の批評

回答者 苧麻

添削した俳句: 能面の裏に張り付く余寒かな

感じ様。はじめまして。
拙句『泣きまろぶ』にコメントいただきありがとうございます。
せっかくコメントいただいたのに、ご返信が遅くなり申し訳ございません。
確かに「と」ですと、息子は川の字してないように思えます。
助詞は、1文字違うだけで全然印象が違いますよね。気を付けます。
提案句、どちらも佳いと思いました。特に「スロット」はお上手だなと思いました(笑)

さて、御句ですが、張り付いた笑みを浮かべながら内心は怒り心頭されている方がおり、下の句の余寒かなでその方の怒りに気づいて身震いしているのではないかと解釈しました。
余寒は、寒が明けてからもなお残る寒さなので、背筋がぞくりとする寒さとは少しニュアンスが違うように思えました。
上手い表現が見つからなかったのですが、勉強のため提案させてください。
・能面の裏に張り付く花の闇
(寒さどころではなくなりました。すみません。)

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

点数: 2

告白の浜に砂噛む春嵐

回答者 苧麻

添削した俳句: 告白の浜に砂噛む春嵐

なおじい様、再訪いただき、ありがとうございます。
また、突然の問いにも丁寧にご回答いただきありがとうございます。
確かに、表現したかった事象は子供が泣く、泣き止む二つの場面があるため、
分けたほうが句に動きがでて季語の「春時雨」が利いていますね。
切れ字など技法ももっと積極的につかって勉強します。
ド素人の私にとっては、(なおじい様も含めて)先生方です。
教わってばかりで恐縮ですが、またこりずにご指摘いただけますと幸いです。

御句、私は下記のどちらかなと思いました。
①好きな人に告白したがふられてしまい、一人その場で意気消沈している。
②(喧嘩、別れなどで)昔告白した(された)砂浜に佇んでいる。
最初は失恋句だと思ったのですが、告白の浜にとあるので
恋人と大喧嘩して思い出の場所にきていることもありえるのかと思いました。

まだまだ未熟ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

点数: 1

物忘れあの世の寒さ一歩ずつ

回答者 苧麻

添削した俳句: 物忘れあの世の寒さ一歩ずつ

なおじい様、こんにちは。
拙句「泣きまろぶ」にご指摘いただきありがとうございます。
>息子、川の字
読み返してみると息子はいらないですね。
川の字も二人がかりだったので、つい入れてしまいました。
ただ、泣きまろぶは入れたい言葉だったため、悩みどころです。

>外が雨だから室内で…という因果関係
この句をあげた後に他の句でもご指摘いただいたのですが、
屋外の季語を室内で使わないほうがよいというのが、段々わからなくなりました。
最初は外の季語なのだから室内で使うべきではないと納得していたのですが、
雨は、家の中でも窓を通して見れますし、音も聞こえますから、素人考えでは違和感がないように思えます。
窓を通してみてる、音が聞こえているという背景を句にいれたほうがいいということでしょうか。
(拙句が季語を活かしきれてないからと言われれば、その通りです。すみません。)

また、提案句の春時雨はなぜよいのかがよくわかりませんでした。
提案句でなぜよいのかか自分なりに解釈した答えが下記なのですが、この理解であっておりますでしょうか。
・「や」で切ることによって、風景ではなく、心情をイメージしやすくなるから
・「吾子」を春時雨で例えているから
初心者の質問で恐縮ですが、ご教授ただけますと幸いです。

>春時雨
春時雨いいですね。春だから温かみもあります。
最初、春驟雨を使うか迷ったのですが、
泣きまろぶは入れたかったのでしつこいかなと考え、結局春の雨入れてしまいました。動詞で表現するより、季語で表現すべきでしたね。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

点数: 1

苧麻さんの俳句添削依頼

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家の中息子とふたり春日傘

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春の夜眠れぬ猫の恋煩い

回答数 : 5

投稿日時:

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