俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

泣きまろぶ息子と川の字春の雨

作者 苧麻  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

泣きまくる息子をなだめているといつの間にか寝てました。

最新の添削

「泣きまろぶ息子と川の字春の雨」の批評

回答者 なおじい

苧麻さん、こんにちは。
再訪です。
お問いかけ有難うございました。私は初心者にも関わらず偉そうなことを言っているので、そのように問いかけられるとうまく答えられるか不安です。でも「急に言われても…」と逃げるわけにもいきませんし(笑)。お答えしますね。

俳句はとにかく短い文芸ですので、複数の事象や複数の場面、時の流れなどを詠むことをあまり好まず、目の前の一つのことを詠むほうがいいと言われています。
ただ、技法により場面転換を図ることができ、そうすると二つの場面を詠み込むことができます。この技法が「切れ」だと思っています。切れが入ればそこで一旦カット(場面)が変わるのだと。
逆に言うと、切れがない場合は、上五から下五まで同じ場面でつながっているのだと。
私はこのように教わり、それを信じて練習してきました。

私の提案句で「や」を入れたのは、そこでお子さんも泣き止んだことだし一旦場面を変えて、ああ、そういえば、さっきまで降っていた雨も、まるで子どもが泣き止むのと合わせたようにあがったみたいだ。
ということで「春時雨」としました。べつに、私の提案句も春の雨でもよかったのですが、ずっとしとしと降り続くより、いっときは激しくても、じきにおさまる時雨のほうが句の雰囲気に合うような気がして、合わせてみました。

お答えになりましたでしょうか。もちろん、他の方は他の方でお考えがあるかもしれません。ここには先生はいませんが、「先生のような方」は、いらっしゃいますので(笑)、もしかしたら出てきてくださるかも!

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「泣きまろぶ息子と川の字春の雨」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

可愛い!でも大変。微笑ましいですが少しご同情も。

さて、時間の経緯を少し匂わせたいというのが正直な感想です。
息子は取ってしまってもいいかな。泣きまろびと川の字で伝わるでしょう。

”泣きまろびままに川の字春の雨

今後ともよろしく。

点数: 1

添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>

「泣きまろぶ息子と川の字春の雨」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

苧麻さん、こんにちは。
御句拝読しました。状況よくわかりますよ。手のかかるお年頃でしょうか(笑)!

さて、俳句だけ読みますと、泣き止んだかどうか分からず、泣きまろんでいる息子さんと川の字に寝ていることになります。最初はそうだったかもしれませんが、詠みたかったのはそこではないですよね。

息子、とありますが、ここでは男のお子さんか、女のお子さんかというのはあまり関係ないかと思いますし、読者が想像してくれますよ。

また、川の字は、両親が子どもを挟んで寝るさまを例えていますが、御句ではちょっと両親の影が薄いような気がして、ここでは川の字にこだわらなくてもいいかと。

さらに春の雨ですが、屋外の季語ですよね。もちろん室内のできごとに合わせることもできますが、外が雨だから室内で…という因果関係にならないようにしたいです。

というわけで長々と失礼しました。提案として、

・泣き止みし吾子の寝顔や春時雨

と置かせていただきます。
時雨は、いっときすごい音を立てて降ったかと思ったら、気がつくと止んで静かになっていたというような雨です。
ただ、類想感が強い句になってしまいました…。

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

「泣きまろぶ息子と川の字春の雨」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんばんは🌆初めまして。
さて、御句。
「川の字」は三人ですので、「と」ではなく「も」ではないでしょうか。「と」だと「l l」のような感じでは。
私は、室内の景であっても、窓や縁側から、外の景は見れますので。
さすがに、次の拙句はあり得ないですが。^_^。
・スロットや7の揃ひて秋の風✖️
さて
・泣きまろぶ息子も川の字春の雨
宜しくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

ゆうやけやとてもきれいだうれしけり

作者名 ヤマチャン180 回答数 : 1

投稿日時:

要望:厳しくしてください

雪の夜や待機画面はたゆたひて

作者名 げばげば 回答数 : 4

投稿日時:

オクターブ上げて応援秋の空

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『泣きまろぶ息子と川の字春の雨』 作者: 苧麻
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ