「誰も来ぬ離れの一人たまご酒」の批評
回答者 ゲタ501
添削した俳句: 誰も来ぬ離れの一人たまご酒
竜子さん、おはようございます
拙句「つややかに机を舐める卵酒」へのコメントありがとうございます。
あの句は竜子さんの提案句での狙いが、本来わたしの狙いでした。
舐めるが終止連体同形であることが問題の句ですね。
さて、御句を拝読しました。
以前コメント差し上げた「饒舌な夫の沈黙たまご酒」と同じく、上五が「離れ」の説明をしてしまっているようです。
また、作者の狙いと読者の読みが一致する必要はないのですが、「離れに誰も来ないから、一人で卵酒を作って飲んでいる」句意にも受け取れます。
上五を中心に推敲の余地があるかもしれないです。
それでは失礼いたします。
点数: 1