鬼灯市客を走らすにわか雨
回答者 ケイ
添削した俳句: 縁日に裾を端折りてにわか雨
他の方がおっしゃっていたように「縁日」は季語ではありません、
無季でもかまわないのですが明確な季語があった方がいいと思います。
それに、この句は「にわか雨が降ってきたので着ている浴衣?の裾を端折った」景だと思いますが、掲句では「浴衣の裾を端折ってにわか雨を待っている」ともとれます。
「端折りて」の「て」のせいかもしれなせん。
指摘事項: 無季俳句
点数: 2
回答者 ケイ
添削した俳句: 縁日に裾を端折りてにわか雨
他の方がおっしゃっていたように「縁日」は季語ではありません、
無季でもかまわないのですが明確な季語があった方がいいと思います。
それに、この句は「にわか雨が降ってきたので着ている浴衣?の裾を端折った」景だと思いますが、掲句では「浴衣の裾を端折ってにわか雨を待っている」ともとれます。
「端折りて」の「て」のせいかもしれなせん。
指摘事項: 無季俳句
点数: 2
回答者 ケイ
添削した俳句: 探したる秋の星座や西瓜切り
森澄雄先生は「現実が季重さなりだからしかたがないだろう」とおっしゃっていますが。西瓜は一応初秋の季語ですが、語感としては「夏」。
この作者は「確信犯」として「知りながら詠んでいる」とは思いますが、、
しかし私は、やはり無理があると思います。
星座は野外の景ですが、西瓜を切るのは室内です。
科学雑誌で「秋の星座」について室内で読んでいるのかもしれません、そして読みながら西瓜を切っている。
でもそこまでは書いてはいない。
この句は「星座」を詠みたいと(「や」という強調の切れ字の使用)とれますが、そうすると西瓜を切っている景は必要ないのではないかなと思います。
指摘事項: 無季俳句
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: 西瓜食ふむかし話は父の事
この句は「西瓜食ふ」で一度切れてそのあと「むかし話は父の事」というふうに分かれてしまいます。
さらに「むかし話=父の事」ということで、お父様がご存命かどうかわかりませんが、なぜ、お盆の席で、その話になったのかわかりません。もう少し説明なさったらいかがでしょうか。
「西瓜食ふ」を活かしたいのであるのなら、
西瓜食ふ皆の話は亡父の事
見本にはなっていませんが。
点数: 0
回答者 ケイ
添削した俳句: コスモスや信号機待ちの風の色
景はよくわかります。
「交差点で停車したらコスモスが目に入った、白、ピンク、濃紫。それらが少し風に揺れた、すこし秋風が吹いているんだなぁ」こんな感じでしょうか。
これを17文字に入れるには、、、(汗)
難しいですよね。
作者は「コスモス」を言いたいのでしょうか、それとも「風」?
掲句は「コスモスや」と「や」切で詠んでいるのでコスモスを詠みたいのかなぁと思って読み直すと、そうとも言えない気がします。
コスモスは思いのほか徒長の植物で、風になびきやすいんですが、「類想」「つきすぎ」とは思いません。
コスモスの生える四つ角ふつと風
無理かぁ、、交差点の方がいいけど字数がね。
点数: 2
回答者 ケイ
添削した俳句: 秋めくや古本店の羽根叩き
いま羽たたきで立ち読み客を追い払う古本屋の親父っているんでしょうか?
なにか観念的でノスタルジックな句のように感じます。現実味のない。
あまり使わない「ふるほんだな」という名詞より「古書店」でいいのではないでしょうか。
点数: 2
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