「ベランダのトマトトマトや赤くなれ」の批評
回答者 ケイ
添削した俳句: ベランダのトマトトマトや赤くなれ
作者の「好物のトマトが熟れる」のを待ちかねる気持ちが伝わってきます。
一茶の「うまそうなゆきがふわりふわりかな」を一寸思い出しました。
ただ「トマトトマト」というリフレインがあまり効いていない気がします。
ベランダに熟れ待つ顔で青トマト
あなたの句の方がフレッシュでいいですね。
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: ベランダのトマトトマトや赤くなれ
作者の「好物のトマトが熟れる」のを待ちかねる気持ちが伝わってきます。
一茶の「うまそうなゆきがふわりふわりかな」を一寸思い出しました。
ただ「トマトトマト」というリフレインがあまり効いていない気がします。
ベランダに熟れ待つ顔で青トマト
あなたの句の方がフレッシュでいいですね。
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: 踏切の音に消さるる遠花火
破綻のない句で見事だと思います。
作者が花火好きの人なら「花火を思いがけず発見した喜び」を詠むかもしれませんね。
踏切で止められてすぐ遠花火
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: 歳重ね高きに登りふと吾を
春風や闘志いだきて丘に立つ
これは高浜虚子が俳壇に復帰するときの「決意表明」の句です。
掲句はそれとは反対に「闘志をいだいて歩んできたご自身の歩み」を俯瞰しておられる句なのかもしれません、
自負という言葉も感じられます。
フランクシナトラの「My way」と言ったら作者は怒るかな?
「ふと」は私の結社では使わないのが決まりです、
だいたい「陳腐」な句が多いということで。
ただ私は星野立子の「雛飾りつゝふと命惜しきかな」は傑作だと思っています。
こんな句がひとつできたら俳句をやめてもいいとすら思っています。
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: 秋めくや古本店の羽根叩き
ケント様
拙句へのコメントありがとうございました。
「結社に席を置いている」などと言うと幹部の方から「お前の席は観光バスで言えば『補助席』だぞ!」と言われそうです。
主宰する先生も幹部の方もけっこう有名な方なんですが、「出来の悪い子ほどかわいい」と昔から言うように可愛がっていただいています。口が悪いのは生まれつきで気分を害されたのならお許しください。
カウンセラーなので「老人性うつ」に句会が有効とかねがね思っておりますが、句会を「施設」で行う際、褒めることもしなければならないのに、リアル句会では褒められたことが殆どありません。
ごめんなさい。
点数: 1
回答者 ケイ
添削した俳句: 秋雨や静寂満つる喫茶店
おはようございます。
拙句へのご批評ありがとうございました。
おっしゃる通り「少し詰まった」感じがしますね。
上五のせいです。
「物憂き夜」、たしかに「詰まって」いますね。
「物憂しと」とか「寂しくて」(ちょっと違うなぁ)、少し考えてみます。
貴句ですが「静寂満つる」が気になります。わたしの語感にはないもので、その空間を静寂が「満たしている」、ダークマターのように、、、はたしてそうかなと思います、私個人の主観かなぁ。客観的な「モノ」ととりあわせで「静寂」を読者に感じさせるのはどうだろうかとも考えています。
エルグレコてふ喫茶店秋の雨
たいしたことないか、、
点数: 1
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