「思ひ出を棺の中へカーネーション」の批評
回答者 めいしゅうの妻
添削した俳句: 思ひ出を棺の中へカーネーション
葉月庵さんへ
今晩は。再訪です。
この掲句についての、私のコメント覚えてくれてますか?
句意さえ読まなければ、この句で私は涙したと思います。
私は、俳句に写生句も心情句もないと思っております。
あえて区別する方がおかしいとも思います。
所詮は、どちらにしても句の中に詠み手の心情が表れるものだと思います。
心情のない句は、どんなに美辞麗句を並べても、それは言葉の羅列でしかありません。名句と言われるものは、なぜ名句なのか?それは人に感動や共感を与えるからだと私は思っております。感動・共感それはまさしく人の心情です。心情なくして人に感動を与えることは出来ません。まがりなりにも俳句として詩を詠むのですから俳句としての基本は大事だと思います。ですがあまりに技巧に偏れば窮屈だと思います。
上5、中7、下5の中に必ず季語が入ります。残された12音の言葉がどんな言葉であれ、季語と調和しリズムよく響き合っていれば良いのではないでしょうか?
生意気なようですが、私はそう思います。体裁は二の次の問題だと思っております。
私は、この道場で俳句の基本を学びながらも、特に詠み手の心情をいかに汲み取ることが出来るか、その力を養いたいと思って人様の句を拝読させていただいております。そのために私は人様のコメントすべてに目通し読せていただいております。
コメントには、その人の感性、人柄、読む力すべて表れております。
コメントを読むだけでも充分勉強出来ております。
初心者の私ごときが大変ながなが失礼しました。私の正直な思いですので
先輩諸氏の反論・お叱りは甘んじてお受けする覚悟です。
よろしくお願いします。おやすみなさい。
体裁よく添削することに興味はありません。
点数: 1