俳句添削道場(投句と批評)

たーとるQさんの添削最新の投稿順の102ページ目

「月をして秘めたる水面照らされず」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 月をして秘めたる水面照らされず

池田らいてふさんこんにちは。
結論からいえば、読んでも意味が分からないのです。他の方は実際に月と暗い水面の光景を想定しているようですが私はさらに「秘めたる水面」というのが自らの抱え込んだ心情を比喩したものではないかと考えました。
いずれにしろ「月が照らせない」と季語を否定してしまっていることでいわゆる「季語の鮮度」削がれているのが問題です。(もしかすると無季なのでしょうか)

もし、月と水面が実際の光景なら
「月明かりほのかに湖の底照らさん」
自分の暗い心を詠んでいるのなら
「月光よ我の心を照らしたれ」
といった具合でしょうか。
もう少しヒントを詠み手に与えることを考えてほしいです。

点数: 0

「キャタピラにやさしき花屑のいくつか」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: キャタピラにやさしき花屑のいくつか

イサクさん、コメントありがとうございました!
この句は非常に楽しいです。花屑に「やさしき」という感情をこめているところが詩人の視点というほかありませんね。

点数: 1

「青空を向く蒲公英の根は深く」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 青空を向く蒲公英の根は深く

なおじいさん、拙句へのコメントありがとうございました。
この句は非常に鮮やかですが、力のこもった良い句ですね。
蒲公英はロゼットという根や葉を広く広げる育ち方で、根が深いというイメージに非常に良く合っていると思います。
「根は深し」と最後に終止形でビシッと止める方法もあるでしょうが、「く」の文字を繰り返して全体的な蒲公英と空の光景に繋げるというのもまた良い。

点数: 1

おしゃべりな雀に起こされる春よ

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 饒舌な雀に目醒め春の朝

「饒舌」とか「目醒め」が堅苦しく、雀の可愛さにマッチしていない気がする。敢えて俗な表現を使うのはどうだろうか。

点数: 0

西瓜割りの西瓜割れるを恐るるか

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 目隠してこっちへくるな冷西瓜

そらえもんさんの俳句を拝読しました。
着眼点が良くて、驚きました!
次回作も楽しみです。応援しています!
(皮肉)

これを字面通り詠めば、目を隠されて、スイカが迫ってきて「こっちに来るな」と願っているというジグソーのようなホラー過ぎる世界ですね。
きちんとスイカ割りと書くところから始めるべきだと思います。

点数: 0

たーとるQさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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