俳句添削道場(投句と批評)

独楽爺さんの添削最新の投稿順の704ページ目

「プリン持ち父を見舞いに冬の暮れ」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: プリン持ち父を見舞いに冬の暮れ

おはようございます。

「プリン持ち」のような動詞の連用形は避けるよう工夫したほう良いと思います。まずは名詞化を、次にその名詞を主役として立てるよう語順を工夫します。
"父見舞う手にはプリンや冬の暮れ

ただ、お父さんを見舞われる心情と「冬の暮れ」は遠すぎるかもしれませんね。

"父見舞う手にはプリンや朧月

取り合わせの季語は遠からず近からずと言われていますが、検討の余地ありです。

長くなりましたがご理解いただけると幸いです。

点数: 2

「凍解や光あふれり仔牛の眼」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 凍解や光あふれり仔牛の眼

こんばんは。

光り溢れるはやや漠然としており思いが覗いていると思います。思いではなくモノを。つまり光る子牛の目の写生に徹することがボインとだと思います。

"凍ゆるむ仔牛の瞳の光る点

よろしく。

点数: 1

「息ふかき椅子の老人桃の花」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 息ふかき椅子の老人桃の花

こんばんは。

俳句は眼前スナックショットを詠むもの。
"息深く老人椅子へ桃の花

まさに今息を急かせながら椅子へ移動した。

助詞の選択、御参考までに。

点数: 0

「よたよたと散歩の道のつくしんぼう」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: よたよたと散歩の道のつくしんぼう

おはようございます。

「よたよたと」の上五が気になります。

「よたよたと」は連用形ですが、後ろに動詞が省略された形であり、それが何か一読ではつかめないので、句意が漠然としています。

コメントからは散歩の足取りのように想像されるのでそのまま詠めば「よたよたの」と連体形が正解と解釈します。

ただ、そうすると「の」が三つ連なる形になるのでそれはそれで避けたいところです。

結局、「散歩の」は「散歩する」と動詞にすればスッキリします。動詞を名詞化し情景を鮮明にという効果はあまり代わり映えしないと思います。

"よたよたと散歩する道つくしんぼう

これで文脈も句意もスッキリすると思います。ご理解のほどよろしく。

点数: 2

「瀟洒なるジプシージャズや春の宵」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 瀟洒なるジプシージャズや春の宵

おはようございます。

私も今聴きました。軽快な跳び跳ねるリズムがいいですね。
"ジプシージャズだつつだだだだ春の宵
実際の音をそのまオノマトペです。よろしく。

点数: 1

独楽爺さんの俳句添削依頼

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回答数 : 0

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