「寒月や漢字読めずに蜜柑喰ふ」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 寒月や漢字読めずに蜜柑喰ふ
もんなさん、こんにちは。
コメントにある「ひとまずみかんを食べてみる。」…「ひとまず」が良いなと思いました。
季重なりでどちらを残すかは当然「蜜柑」で、
読めぬ漢字ありひとまづ蜜柑食ぶ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 寒月や漢字読めずに蜜柑喰ふ
もんなさん、こんにちは。
コメントにある「ひとまずみかんを食べてみる。」…「ひとまず」が良いなと思いました。
季重なりでどちらを残すかは当然「蜜柑」で、
読めぬ漢字ありひとまづ蜜柑食ぶ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 日を受けてクレンの空は春近し
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
「日」で始まった句の描写の行き着く先が「空」というのは、話が元に戻っているような感じがしました。
「空」をクレーンの別の描写に変えるか、「空」という語をを消すか、といったところ、
日を受けてクレーンの立つ春隣
日を受くるクレーンや春遠からじ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 冬たんぽぽ独りごちて歩きけり
「エイジちゃん」さん、こんにちは。
御句について。
上の句と中の句で音数を融通している破調の句のようですが、そんなにトータル十七音に拘らなくても…、と思いました。
それはそれで大事なのでしょうが、独りごちているのも歩いているのも「冬たんぽぽ」ではない(「冬たんぽぽ」は主語ではない)ので、「冬たんぽぽ」は字余りでも上の句として一旦はっきりと切って、中七下五は別にリズムを整えたほうが良いかと思います。
冬たんぽぽ独りごちたる散歩道 (これは「山本山」かなあ、と独り言)
冬たんぽぽ散歩しながら独りごつ
「冬たんぽぽ」と「独りごつ」があれば、「歩く」も「散歩」も要らないような気はして。「独りごつ」を、コメントの「暗唱句をとなえながら」というイメージの言葉に変えられないかな、という提案(改作レベル)を、
冬たんぽぽ愛誦の句のぽろぽろと
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 病室のましろなる壁毛糸編む
げばげばさん、こんにちは。
御句について。
名詞「壁」で中七が切れていますが、この句の焦点は「壁」でよいのでしょうか。「毛糸編む」という動作に続くところから、壁を注視しているとは思えないですが。
病室が全体的に真白に漂白された感じ。患者本人または付き添いとして、この病室の中で毛糸を編んでいる。といった感じなら、「壁」を除いて、「病室」を具体化するのがよいのでは…と、
術前の部屋ましろなり毛糸編む
真つ白な小児病棟毛糸編む
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 行きどまりフェンスに絡む冬の花
こま爺さん、こんにちは。
御句について。
・「冬の花」という言葉が曖昧に見えます。この「花」が桜なら、「寒桜」(冬桜)や「返り花」、それ以外なら具体的な花の名の季語がよいかと。
・上五「行きどまり」。一旦ここで切れているようですが、意味としては「フェンス」に関連していて、切らない方が良いように思います。
フェンスに絡んでそうな花の一例として「アロエの花」を。あと、上五は「行きどまりの」と字余りにする手もありますが、どうにか音数の少ない言い換えが無いかなと考えて(これは関西方言らしいですが)、
どん突きのフェンスに絡む花アロエ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
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