俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の943ページ目

「朝霧や河鵜乗りたる黒きブイ」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 朝霧や河鵜乗りたる黒きブイ

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「ロープウェイ」には的確なコメントと提案句を有難うございました。確かに「到着駅」より「頂上駅」のほうが位置関係が明確になり、作者の行動が鮮明になりますね。
「霧襖」!全く知りませんでした。すごい言葉ですね。これはまだ使いこなせないかもしれませんが勉強になりました。

さて御句、面白い情景です。一瞬でしょうが、よく目にお留めになりましたね。
初読では、私はブイは動かないものと思ったので、提案させていただくなら、「河鵜の休む」とか「河鵜の憩う」とかはいかがかと思いました。
実際に河鵜がどう思っているかはわからないのに、こう詠みたくなるのが私の癖です。
続いて、ご自身のコメントを拝読。「曲芸のように」で、提案句が決まりました。

・朝霧や河鵜の遊ぶ黒きブイ

点数: 1

「朝霧朝霧柩車のクラクシヨン」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 朝霧朝霧柩車のクラクシヨン

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、悲しみの句ですね。心情、よくわかります。確かに「霧」で明るい句を読むのは難しいですね。

御句のおかげで、霊柩車のことを柩車とも言うのだということを知りました。
あと、出棺の頃には朝霧はもう晴れているのでは、などと思いましたが、げばさんのご体験であり、大切にしようと思いました。

提案句については、よし造さんの句が(コメントも)とてもいいので、一票入れさせていただきます。

点数: 1

「第一ボタン締め向かう入学試験」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 第一ボタン締め向かう入学試験

有機物さん、こんにちは。初めまして。反応が遅くなりました。
添削ということではありませんが、御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、俳句の定型に沿っておられないので、一見すると俳句とは思えませんね。入学試験に向かう決意としては清々しくていいのですが、俳句である以上は五七五の形を優先したいと思いました。
御句の句意を損ねずに形を整えてみますと、次のようになりました。

・ボタン留め入試面接向かう朝

まず、第一ボタンの「第一」、意味合いはわかりますが、試験で気にするボタンは一番上ですから省きました。また、ボタンを「締める」と言っておられますが、ボタンは締めるものではなくて留めたりはめたり、かけたりするものです。
「入学試験」はいじらないでいようかなと思いましたが、筆記試験なら別にボタンを気にすることもないかと…。そこで面接と入れてみました。ここは賛否が分かれるかもしれません。

申し上げたいことは、芸術には自由な発想も大事ですが、同時に伝統を守ることも重要なことです。スポーツはルールを守ってこその勝負。俳句もお約束を守って楽しみましょう。

入学試験、頑張ってくださいね。

点数: 1

「霧流れ摩周湖の碧深きこと」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 霧流れ摩周湖の碧深きこと

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
私が摩周湖を訪ねたのももう大昔です。確かその時も、晴れることはまずないというようなことを言われていましたが、きれいに晴れていたような気がします。ただ、他の湖と記憶が混同しているかもしれません。

霧が出てよく見えないことで有名な湖が、たまたま晴れていてよく見えたとしたら、喜んでいいのか、つまらないのか、ちょっと微妙ですね(笑)。

提案句としては、上五を「霧晴れて」と迷いましたが、「霧流れ」もいいですね。そのまま鑑賞させていただきます。

点数: 1

「携帯を失くして秋の一日かな」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 携帯を失くして秋の一日かな

こんにちは。負乗さま、いつもお世話になってます。携帯を失くされたとのこと、それは大変だ!
私はご自身のコメントの最後、「無くてもどってことないですね」を、最初、「戻ってこないですね」と読めたので、そりゃそうだ、そのお覚悟があればいいのでは、と思っていました。
そしたら、無くても「どうってことない」ということだと。
すごい!

見つかることを祈ります。

点数: 1

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