俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の937ページ目

「君想ふ靴紐結び天高し」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 君想ふ靴紐結び天高し

橋本孔仁さん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、先にイサクさんが的確なコメントを置いていらっしゃいますので重複しますが、私も感想を言わせていただきます。

原句は「君想ふ靴紐結び天高し」。
初読では、僭越ですが、「このままではダメ句だが、ちょっと直せばとても良くなる句」という感想でした。
なぜなら、このままでは、「君を想う靴紐」を結ぼうとしているからです。どこに感情を持つ靴紐がありますか?(笑)
次のようにしてはいかがでしょうか?

・君想ひ結ぶ靴紐天高し

これからデート。もうすぐ会える君のことを思いながら、靴の紐を結んでいる。よく晴れた空は気持ちがいい。そんな情景が、浮かんできます。
良い句じゃないですか。私はこれなら好きですよ。

点数: 1

「物憂げに酒場通りのきび売女」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 物憂げに酒場通りのきび売女

橋本孔仁さん、こんにちは。初めまして。
御句の感想を置かせていただきます。
下五の「きび売女」が意味不明です。推測するに、とうもろこしを売る女性です。でもその場合、「きび売女」と表記しますか?
「売女」は「ばいた」と読んであまり良い意味でない言葉なのはご存知ですか?その意味でお使いだとしたら、「きび」が付く意味がわからないです。

点数: 1

「文化の日ぷわりと吾子の鼻ちょうちん」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 文化の日ぷわりと吾子の鼻ちょうちん

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
御句、いい感じですね。
「わかるわかる!」「あるある!」と思ってもらえることって大事だなと私は思うのですが、子供の鼻ちょうちんは本当に面白いですね。あれ、大人だとシャレになりませんが、子供は可愛い。
御句、そんな無邪気な子供の鼻ちょうちんは、文化の日とは関係ないですよね。でも、冒頭に文化の日が出てきますと、なんとなく、「文化の日だから子どもに鼻ちょうちんが出来た」みたいに読めてしまいます。
ここは文化の日を下五に置く方が、小西さんもおっしゃっている「平和な日本の日々」のようなイメージを醸し出すことができると思います。

・吾子の鼻ちょうちんぷわり文化の日

点数: 1

「霧晴れる野山の彩を濃く変えて」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 霧晴れる野山の彩を濃く変えて

こんにちは。ダック様、いつもお世話になってます。
御句、「言葉使いが変?」とお尋ねになってます。変かどうかは、申し訳ありませんが他の方のコメントにお願いするとしまして、私はこのように考えてみました、という提案句を置かせていただきます。

・霧晴れて彩の増す野山かな
・霧晴れて濃き彩の野山かな

どちらも「彩」は「いろどり」と読みます。

点数: 1

「蚯蚓鳴く多分あそこの辺りから」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 蚯蚓鳴く多分あそこの辺りから

こんにちは。ダック様、いつもお世話になってます。
御句、「蚯蚓鳴く」という季語って、難しいと思いますのに皆さんよくお使いになりますね。すごい。

私の感想は一部秋沙美さんと被るかと思いますがご容赦ください。

私は以前は、「蚯蚓鳴く」というのは、「蚊の鳴くような声」と同じニュアンスで、それほど小さな声も聞こえてくるような静かさを表していると思っていました。言うなれば風流ですかね。
しかし、「蚯蚓鳴く」という季語をよく見てみると、「聞こえるはずのない声が聞こえるような」という意味合いがあると知りました。それは状況としても、心理的にもあてはまるようです。
それからすると、ここは、「多分あそこの辺りから」でも、一定の雰囲気を出しているとは思うのですが、中にはわけわからない読み手もいると思いますので、秋沙美さんくらいの暗示は出した方が、句の怪しいムードが、確実に伝わるのではと思いました。

私はもう少しマイルドです。

・蚯蚓鳴くあの木の下の石の下

点数: 1

なおじいさんの俳句添削依頼

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