俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の1225ページ目

炎天や収獲運ぶ漁師たち

回答者 なおじい

添削した俳句: 船留まり雄の囲いし炎天下

白階夕市様、こんにちは。

御句拝読しました。
すでに複数のコメントが寄せられていますが、私からも一言。
全体に、何がおっしゃりたいのかわからないですね。その理由をいくつか。
1. 「船溜まり」、この表記が正解だと思います。ただ問題はそこではありません。
私の家の近所に船溜まりはありますが、そんなところで魚の揚げおろししますかね?船溜まりは、車で言えば駐車場です。今回のケースで言えば、獲れた魚を陸に揚げるのは港であり、揚げ終えた船は、これから水揚げをする他の船の邪魔にならないように他に移動します。そこで留めておくのが船溜まりなのです。そうなるとちょっとおかしいでしょう?
2. 「雄」。おそらく、「男の人たち」の意味かと思いますが、そう思ってくれる人はいませんよ。どう考えても「オス」または「ユウ」です。そもそもどう読むのですか?「おとこ」ですか?それなら「男」と書くことをお勧めします。なぜ雄?漁師の雄壮さに感動したから?でもその感動をこの一字で表すのは難しいと思います。
3. 「囲いし炎天下」。意地悪で言うわけではないですが、プレバト風に言うと、「炎天下を囲んでどうするの?」となります。

提案句は、ベストとは思いませんが、いつも使わないような言葉を無理して使わず、シンプルに、素直にということをお伝えしたくて置かせていただきました。

頑張ってください。

点数: 1

濡れタオル干からび今日も炎天下

回答者 なおじい

添削した俳句: 炎天にタオルは固く乾きけり

こんにちは。ささゆみ様、いつもお世話になってます。

御句、私も最近在宅勤務が多いので洗濯物を取り込んだりするのですが、その時感じました。
年長者(多分)として経験から申し上げますと、タオルが固くなるのは主に二つの理由があります。
・何かが繊維に残っていてそれが固まる。これは皆さんの場合「汚れ」や「油脂」ではないでしょうから、ズバリ「洗剤」です。キレイに洗おうと多く入れ過ぎているのでは?
・次に、乾かし過ぎ。特に夏は日差しが強いので、あまり干していると水分が抜け過ぎてカピカピになってしまうようです。まるでミイラですね。考えてみれば、魚の干物もカピカピではなく柔らかいですよね。あの辺に答えがあるのでは(笑)?

そこで提案句ですが、「干からびる」という単語を思いつきましたので使ってみました。「乾いて固くなる」というような意味です。

取り込んだ時にカピカピのタオルも、濡らすとまたしんなりしますね。あの感じもいいですね…
って、当たり前か。

点数: 1

炎天や切符をかけて追う白球

回答者 なおじい

添削した俳句: 炎天の白球にかけ夢切符

卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、もはやかなり語られていますが、私は語順(?)にちょっと違和感がありました。
原句では「白球にかけて夢切符」となっていますが、私は「夢の切符をかけて白球を〜」となるのではと思いました。

そこでちょっと語順を入れ替えてみましたが、「かける」に込める意味が違うのかもしれませんね。よくありそうな句になってしまったかも。一つの提案ととらえてください。

点数: 1

「木蔭にて幌の赤子の白き足」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 木蔭にて幌の赤子の白き足

久田しげき様、いつもお世話になってます。再度失礼します。

拙句「野良仕事」のご評価ご添削有難うございました。
ただ、浅学にして、貴殿のおっしゃる「原句は理屈が優る」というコメントの意味がわかりません。勝るでなく優る。簡単過ぎて、褒めていただいているのか、その逆かすらもわかりません。
加えて、ご添削句が「炎天にめげず…」とのこと。私のコメントにも書きましたように、私(作者)は、炎天が大好きなのです。好んで出ていくのです。人が嫌がる暑い中、敢えてその熱気を少しでも味わいたくて野良仕事に出ていくのです。ところが貴殿の添削句「めげず」では、「本当は嫌だけど、負けずに」「辛いけどくじけずに」という印象を与えます。それでは真逆なのです。

作者の表現力の無さだと言われてしまえばそれまでですが、今回はちょっと、何か、受け入れがたいものを感じてしまいました。

偉大な先輩がお忙しい中、このような駄句にご評価ご添削くださったにもかかわらず、偉そうに申し上げましたことどうかご容赦ください。これ全て、久田さんのご指摘をきちんと掌握したいという気持ちからです。
どうかご理解いただきたく、今後ともご指導よろしくお願いします。

点数: 1

「ヘルメット顎ひも外す炎天下」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: ヘルメット顎ひも外す炎天下

黒徹様、いつもお世話になってます。

御句、ストレートで共鳴します。げばさんもそうらしいですが、私もごく若い頃、バイクに乗っていました。

私は提案句はございませんが、ここで黒徹さんにお尋ねします。
私はこの句、暑い夏の炎天下、前を走っていたバイクが止まった。私も少し離れて止まる。前のバイクのライダーが、顎ひもを外してヘルメットを取る。頭を左右に振る。きれいな長い髪が揺れる。「あ、女性だったんだ!コーナー攻めるから野郎だとばっかり思っていたよ…!」
そんな景色を思い浮かべましたが、いかがでしょうか?

逆に、「こんなクソ暑いなかを、顎ひもなんか留めてられっかよ。メット被るだけでもイヤなのに…」なんて言って、顎ひも留めずに走った思い出の句ではダメですよ!それではヘルメットの意味がないです!
by うるさいオヤジ

点数: 0

なおじいさんの俳句添削依頼

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