俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1534ページ目

「春泥や日向に干されし登山靴」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春泥や日向に干されし登山靴

こんばんは。

実景のようですね。
◆「登山靴」これが夏の季語で、下五に置いてかなり強く出てしまっているので、季語ふたつの季重なりが気になる状態です。
◆「日向に干されし」ひなたにほされし、の中八も解消しておきたいところですね。

季語「春泥」は雪解けの湿った土の季語
御句の場合、登山靴についた泥として季語「春泥」を使っているようですが、「登山靴」をクローズアップしているため、遠く山でつけてきた土を想像します。ということは「春泥」という感慨は薄いように思います。
なので、春の風景として実景を説明するならば「春山の土」などの工夫で回避するしかないですね。
季節を夏にしてもOKなら季語「登山靴」が生きてきます。

・干されたる子の靴の土春の山 (季語:春の山)
・山の泥残し干さるる登山靴 (夏の季語:登山靴)

どうしても「春泥」を使いたいならば、「登山」が夏の季語なのでケンカします。「山」という説明も難しいかもしれません。自分が山の中にいればべつですが・・・

・春泥をつけて干さるる靴のあり

点数: 1

「春愁や小欲多施はまだ出来ぬ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春愁や小欲多施はまだ出来ぬ

こんばんは。

◆ご本人のお気持ちの句なので、コメントしづらい句なのだと思います。
 こういう句にダメを出されると、「私の気持ちがわかってもらえないのか」と不快に思う人が一定数おります。
 夢野様はどうでしょうか?

季語「春愁」と、中七下五の内容が近すぎるため、気持ちの説明で終わってしまっています。
 特に中七下五の説明が全て語っているので、「春愁」という季語がなくても意味は通じる句。無駄が多く、説明臭くなっています。

 回避方法としては

 ①季語を中七下五の内容から離し、俳句で受け取る風景の広がりを作る。⇒季語で説明するよりも読者の理解を信じる。
 ②「まだ出来ぬ」を筆頭とした説明の言葉をやめて、その作者の気持ちの理解は季語「春愁」に託す。⇒ことばで説明するよりも読者の理解を信じる。

といったところが定番でしょうか。

・春雲や小欲多施はまだ出来ぬ
・春愁や小欲多施の偉人伝

点数: 1

「九時に起く朝寝や富士の見える宿」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 九時に起く朝寝や富士の見える宿

こんばんは。

とりいそぎ、誰も指摘していなさそうなところだけ(見落としだったらすみません)

起く、は文語の終止形
見える、は口語の連体形
これ、統一したいです

口語文語の一句両使いは明確に意図がわかる(例:文語を含む季語+口語12音など)ようにしておきたいです

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「少しだけ踊りいこうか春の雨」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 少しだけ踊りいこうか春の雨

こんにちは。

「雨に唄えば」(Singin' in the Rain)を思いましたがゲーテでしたか。そしてこの言葉、出展が不明らしく、後世の創作説もあるとのこと。日本で言えば三英傑の「鳴かぬなら○○○○○ホトトギス」みたいなものでしょうか。
出展云々は置いといて、とにかくこの言葉を本歌取りした俳句として。

◆「踊」も季語ですが、「春の雨」が強く出ていて季語の「踊」とは離れていそう。問題ないと思います。慈雨様提案句は回避したのかな?
◆「いこうか」と誰かを誘っているような中七。自分の意志ともとれて、解釈が広がるというより不安定な気がします。本歌取りという情報で「意志」っぽいと思っていて、意志なら「か」は外してもよいかもです。勧誘ならもう一人の登場人物(読者かもしれない)を整理したい。
◆「いこう」という意志・勧誘のかたちの手前に助詞が欲しいと思いました。これはあらちゃん様と同じ。
◆意志にしても勧誘にしても、上五で情報を補いたいと感じます。
◆本歌取りならば本歌取りをもう少しだけ匂わせたい、と思ったのは慈雨様と同じです。可能なら「春雨の中で踊る」という映像をわずかに足したい。

・春雨に濡れて踊るという自由
・ダンスしに行こうか春の雨の中

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「ホシ逃しましたタンポポ踏みさうで」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: ホシ逃しましたタンポポ踏みさうで

某所初級金曜日おめでとうございます!
晩乃様は添削道場に出している句にもオリジナリティはありますし、独りよがりの句も少ないです。
文法ミスや他人の句との偶然のニアミスなどなければ、あのサイト中級でもそうボツにはならなさそうな気はします。

句の方は
◆本来がカタカナの季語(チューリップとかシクラメンとかクリスマスとかヨットとか)以外は漢字・ひらがなでの記載が基本です。
 が、【意図と効果】があればカタカナ表記もアリという選者も増えてきました。とはいえ、頭ごなしにNGという選者もいるかもです。
 私はこの句に限っては、上五の「ホシ」が効いていて「タンポポ」カタカナ表記に違和感は感じませんが、評価が分かれるというのはお知りおきを。
◆上五の「ホシ」がやや俗に寄っているのと、前半から後半の作為が気になるところで、好みが分かれる句ではないかと。とはいえ狙ってですし、この句としては代案は思いつかないなあ。

一旦このままいただきます。

点数: 1

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