「蝶休むバス待つ我の左肘」の批評
回答者 慈雨
ふなずし様、初めまして。
いま高校生で数年前ということは、中学生とか小学生の頃に詠まれた句ですか?
すごいですね!これは佳作に選ばれるのも納得です。
【良いと思った点】
〇「左肘」というところに非常にリアリティがあります。日常の小さな出来事をよく観察していることが伝わってきます。
〇句の中には作者の感情は一切書かずに、読者に想像させることに成功していると思います。
肘に止まった蝶を驚かせないように、なるべくじっとしているんだろうな、と想像でき、作者の優しさが伝わってきました。春らしい、心の安らぐ一句だと思います。
【直すとしたら】
〇「我の」と書かなくても、おそらく作者の左肘だろうと想像はできそうです。
〇 一瞬、「蝶休むバス」(蝶がバスで休んでいる)みたいに見えてしまうかも。
動詞が二つでそれぞれ主語が違う(「休む」の主語は蝶、「待つ」の主語は自分)のが少しややこしいので、動詞を減らしたり、語順を変えてみてもいいかもしれません。
・バス待ちの左の肘に休む蝶
・バス待ちの左の肘に蝶のゐて
思い切って「バス待ち」も消して超シンプルにしまうのも一手かもしれません。
・一蝶のなほとどまれる左肘
(なほ=依然として、相変わらず)
(とどまれる=とどまり続けている)
またよろしくお願いします。
点数: 1
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高校生です。初めての投句です。これは数年前とあるコンテストに投句し、佳作に選ばれたものです。
今後の参考にしたいので、どこが評価されたのか、どこが改善できるのかなど、さまざまな意見をいただきたいです。