俳句添削道場(投句と批評)

秋沙美 洋さんの添削最新の投稿順の291ページ目

「すすきとりのんびり歩く住宅街」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: すすきとりのんびり歩く住宅街

水越さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

すすきを片手にのんびり歩く様子が、何とも秋らしくさわやかで良い光景だなと思いました。
コメントを見るまでは一人で散歩しているのかなと読んでしまいました。老齢の…老人ホーム…介護施設…色々とワードを捻ってみましたが、なかなか俳句の器に落とし込める丁度良いワードが探せませんでした。すみません(笑
字余りで恐縮ですが、コメントを元に一句捻ってみました。

「すすき手にゆっくり施設の散歩の日」

点数: 1

「味噌汁へしめじいっぱい子の注文」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 味噌汁へしめじいっぱい子の注文

えこさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

「しめじいっぱい入れてね!」という子供のお願いが何とも可愛らしい一句だと思いました。ありのままの出来事を素直に詠んでいて、とても良いと思います。
ただ個人的には、「子の注文」というワードが少し固いような、また俳句として鑑賞した時にやや散文的かなと感じました。
もっと柔らかい表現は無いかなと思案しましたが……「リクエスト」なんてどうでしょうか。
味噌汁という漢字も「みそ汁」と開けば、なんだか子供のいる食卓って感じがしませんか?

「みそ汁のしめじは吾子のリクエスト」

点数: 0

「鹿狩やヴィーガン肉好きを裁く」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 鹿狩やヴィーガン肉好きを裁く

根津さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

僕自身、鹿狩りの経験は無いのですが、ヴィーガンと一緒に食事をして執拗に菜食を勧められた経験があります。
でもどんな言葉を並べられても、どんな動物愛護のビデオを見せられても、美味いもんは美味いんだよなあ……。

句に戻りますと、句全体の流れに少し引っかかるような感じを覚えました。
個人的に、この句はすっと575にまとめた方がスッキリするかなと思いつつ、一句捻ってみました。

鹿狩りやヴィーガン達の怒号あり

点数: 2

「台風の夜コオロギの音香る雨」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 台風の夜コオロギの音香る雨

黒柴さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
ちょっと一句の中に詰め込み過ぎかなという印象を受けました。
これはプレバトに出てらっしゃる僕の大好きな夏井いつき先生からの受け売りなんですが、俳句の17音の器ってものすっごーーく小さくて、あれもこれも入れようとするとすぐに溢れちゃうんですよね。
「この日は台風の夜で、コオロギが鳴いていて、雨の匂いも漂ってきて……」と作者が目にした光景を漏らさず語りたい気持ちも実によく分かるのですが、それは俳句ではなくエッセイや小説といった散文の領分です。
俳句にするならば、自分が本当に語りたい事だけをスパッと切り取り、それ以外を潔く切り落とす勇気が重要かなと思います。

たとえば、台風の夜に雨の香りが漂ってきたなあ、というのを詠みたければ、
「台風の夜や雨の香漂えり」
とか

あるいは、台風だけどコオロギが鳴いてるなあ心配だなあ、というのを詠みたければ、
「台風の夜にコオロギの声遠く」
いずれも参考句とするには余りにお粗末ではありますが…あくまで例としてお考え頂ければ幸いです。

点数: 3

「星月夜地球の裏から君想う」の批評

回答者 秋沙美 洋

添削した俳句: 星月夜地球の裏から君想う

夢谷さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

地球規模の、すごく壮大なラブストーリーを短い中に落とし込んだものだなと思いました。
ですが、「地球の裏」というワードで最初に浮かんだのはブラジルでした。それもこれも某芸人のせいですが笑
その芸人が誰とは言いませんが、サバンナという体験がせっかくあるのですから、その地名をストレートに書いてもいいのでは?と思いつつ一句捻ってみました。

サバンナで君想うかな星月夜

点数: 1

秋沙美 洋さんの俳句添削依頼

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