「冬凪や川面にビル河川敷」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 冬凪や川面にビル河川敷
こんばんは。
「凪」は本来無風の状態のことを言いますので、その意味では水面自体が「凪」の条件とは関係ないです。が、「海の波のない無風状態」を凪と呼ぶイメージが強すぎて、共通認識を武器とする俳句としては、そこから外れすぎる句はなかなか詠みにくいですし受け取りにくいところがあるようです。
御句、三段切れは先に出ていますが、中六じゃないですか?なんと読むのでしょう?
あと、「川面」と「河川敷」で風景がかぶっているので、あわせて八音も使うのはもったいないかと。どっちかの言葉を残して、もう片方を省略して想像させましょう。
・冬凪や川面へビルの影おとす
点数: 1