俳句添削道場(投句と批評)

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「折れ目つく母のノートの玉子酒」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 折れ目つく母のノートの玉子酒

女と酒がからきし苦手な腹井壮です。
いつも添削・御意見を頂きお世話になっております。

まず感想としては折れ目のついた母親のノートに卵酒が置かれている風景にしか読めなかったですね。卵酒というどこか郷愁を感じる飲み物に母親を登場させるのはある意味ベタかもしれませんが決して間違いとも言えません。

そこで下戸なワタシの下手な添削案ですが

祖母と母受け継ぐコツや卵酒

下五に卵酒を置いた場合卵酒の季情である滋味深さや味わい深さ優しさ等を上五中七に反映させたかったのですがワタシの実力ではここまでです。添削案の上五中七にもう少し季情を反映させないと卵酒という季語が動き反映させ過ぎると説明句になります。

結果的に添削にも何もなっていないのですが、酔いどれ防人さんにはお世話になっていますので少しでもお力になれればと思い投稿いたしました。
たぶん酔いどれ防人さんなら自力でなんとかなりそうな気がします。

点数: 1

ゴミ出しの新人ホスト明易しの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: ゴミ出しの新人ホスト明易し

腹胃壮様、お早うございます。シーン選択は良いと思いますが、ストーリーにやや欠けると思いました。新人ホストを上京ホストとしてみてはいかがでしょうか、成り上がる様や都会の疎外感が出ると思います。季語とホストの取り合わせは上手であると感じました。一句失礼します。
明易し新人ホストの帰り待つ

点数: 1

「氷のチャペル溶けぬ思い出結婚式」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 氷のチャペル溶けぬ思い出結婚式

徹之さん、おはようございます。

婚活ネタから離れたと思いきや何かしら身辺に変化があったのでしょうか。

氷のチャペルってなんぞやと思いましたが実際にあるんですね。
素晴らしい着眼点です。ちゃんと季語になっています。
まだ添削案はありませんが是非一句として物にしたいですよね。
こちらも色々考えてみますが徹之さんも再度推敲してみて下さい。原句とコメントにギャップがありどこか川柳風になっています。着眼点を生かし結婚式のシーンを中心に詠んだほうがよろしいかと思います。

点数: 0

やっと読めた点字のさくら花吹雪

回答者 虚俊

添削した俳句: はなびらの点字なぞれば桜かな

「点字」とあれば「なぞる」が要らない。点字が花びらでできていると解釈されてもおかしくない。この二点でしょうか。
実際の桜を想像できるのは前に見たことがあるから。事故などで盲目になったと読み手に想像させるために、字余りではありますが「やっと読めた」と置きました。
さらに、花びらから桜を想像したよりも、桜を思い出して花吹雪に包まれている方が迫力もあっていいかと思いました。
となれば点字で「はなびら」よりも「さくら」の方がしっくりきますかね。音数もぴったり。
やっと読めた点字の「さくら」花吹雪
手直しした俳句の欄に「」を使うと不備があるという扱いになるらしく、こちらの方が最終的なものにいたします。
なかなか面白い句でした。

点数: 2

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