「折れ目つく母のノートの玉子酒」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 折れ目つく母のノートの玉子酒
女と酒がからきし苦手な腹井壮です。
いつも添削・御意見を頂きお世話になっております。
まず感想としては折れ目のついた母親のノートに卵酒が置かれている風景にしか読めなかったですね。卵酒というどこか郷愁を感じる飲み物に母親を登場させるのはある意味ベタかもしれませんが決して間違いとも言えません。
そこで下戸なワタシの下手な添削案ですが
祖母と母受け継ぐコツや卵酒
下五に卵酒を置いた場合卵酒の季情である滋味深さや味わい深さ優しさ等を上五中七に反映させたかったのですがワタシの実力ではここまでです。添削案の上五中七にもう少し季情を反映させないと卵酒という季語が動き反映させ過ぎると説明句になります。
結果的に添削にも何もなっていないのですが、酔いどれ防人さんにはお世話になっていますので少しでもお力になれればと思い投稿いたしました。
たぶん酔いどれ防人さんなら自力でなんとかなりそうな気がします。
点数: 1