「騒乱の薮から出でる燕かな」の批評
回答者 白井百合子
添削した俳句: 騒乱の薮から出でる燕かな
腹胃壮さんこんにちは。
コメント添削ありがとうございます。
しばらくのあいだ古文のことだけを考えて句を作ってみます。
いろいろなこと考えても分からないので一つづにします。
句のあいだに切れ字が入ると古語にする!
忘れないように頑張ってみます。
点数: 1
回答者 白井百合子
添削した俳句: 騒乱の薮から出でる燕かな
腹胃壮さんこんにちは。
コメント添削ありがとうございます。
しばらくのあいだ古文のことだけを考えて句を作ってみます。
いろいろなこと考えても分からないので一つづにします。
句のあいだに切れ字が入ると古語にする!
忘れないように頑張ってみます。
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 卯の花やゴミ出し狙ふカラスをり
着地はとても大事です
終わりよければ全てよしではありませんが、俳人は着地にこだわりがあるようです
だから「けりがつく」とよくいったものです
やはり、「をり」が余分な気がします
カラスがいるぞという映像を補強する、ダメ押しのように感じました
「カラスや」と中七で詠嘆すればそれで済むのにと考えています
「卯の花や」にこだわらずに、下五に季語を置いて取り合わせる方法があります
ゴミ出しを狙うカラスや花卯木
着地が五拍の季語で決まるというのは、割とよく用いられます
焦点を絞る方法よりも説明的になりづらいので、私はよく使っています
(卯の花がウツギだと気づかなかったのは秘密)
点数: 3
回答者 ハオニー
添削した俳句: 騒乱の薮から出でる燕かな
この句には「かな」は似合いません
これで真意が分かるようなら、俳人としては相当なレベルです
同じ轍を踏むことにならないように、参考にできるように補足をします
燕が勢いよく藪から飛んできたイメージだと思うのですが、ここには勢いやらスピードやらがあります
ここにしみじみとした「かな」という詠嘆は違う気がします
対策
「かな」は取っ払いましょう
それで完成です
騒乱の藪から出でる燕
読み方は分かると思っています
この句は現代語ですが、古語にするとまた違う味わいとなります
騒乱の藪より出づる燕
この方が燕も違和感なく収まった気がします
「騒乱の藪」とは何か?という考えに至らせてくれるあたり、詩のメカニズムが分かっていると思うのです
季語「燕」の引き立て役にはもってこいの表現ですね
点数: 4