俳句添削道場(投句と批評)

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合掌や波の間に間に初日出

回答者 腹井壮

添削した俳句: 合わす手や波のまにまに初日の出

白井百合子さん、おはようございます。
いつも拙句にコメント有り難うございます。大変参考になります。

カッコイイ俳句の詠みかたの一つに生活のふと瞬間の季節を詠むというのがあります。実は自分がそれが苦手なんですが句会にいらっしゃる主婦の方はそれが実にお上手で羨ましくて羨ましくて(笑)ですから白井百合子さんが見るべき背中はオイラじゃありませんので。

ところで「まにまに」という表現はおもしろいですね。しっかりと漢字で書いて句会の時などは漢字の横に ま と読み方を 書くのは間違いではありません。この表現は例えば都会の風景を詠むとき「ビルの間に間に」なんて応用が利くと思いますね。

点数: 2

「雪景色季節が撮りし白き女優」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 雪景色季節が撮りし白き女優

リアル社会とネットでキャラの使い分けが出来ません。ひねくれ者ですが無器用な腹井壮でございます。まあそんな事をする必要もないのですけどねぇ。森田拓也さん、いつも拙句にコメント頂き有り難うございます。本当に作句の参考になります。
ちなみに自分には子供がおりません(笑)

さて、御自覚されているようにオイラには白き以外にも無駄な言葉が多いと感じました。季節にする位ならまだ神のほうが良かったですね。だって季節を詠むものでしょ。敢えて季節なんて言わなくたっていい訳ですし何の為に季語があるのか考えてみましょう。下六の字余りも必然性を感じる事はできません。厳しいいい方でをしますが森田拓也さんは有季定型俳句のどこに惹かれて専門俳人を目指したのでしょうか。それを再確認するに確かに芭蕉はいいと思います。俳句界のビートルズですから。
それと俳句は目の前の一瞬を切り取るものです。ですから過去形の「し」で止める事はあまりありません。先人の句をちゃんと読めばすぐわかります。

遍路笠帰りのバスに置き忘れ

本格川柳としてならなかなか見所がある句ですね。

点数: 1

「バスツアー硬きシートの遍路かな」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: バスツアー硬きシートの遍路かな

腹胃壮さん

おはようございます。
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
どうしても僕は句で語り過ぎてしまいますね。
短歌的な詠みから離れられるのは、たぶん長い時間がかかりそうです(笑)
最近、少しだけですが、季語の意味と、句に使用する言葉の意味に
注意深くなりつつあるような気もします。
もっと、多くの名句や秀句を読み込んでいこうかと思っています。
いつも、腹胃壮さんには、俳句の大切さを与えてもらってばっかりですね。
どうもありがとうございます。

お遍路さんは、なかなかシリアスな季語ですよね。
そのあたりを逆のご発想で表現された句だと感じたんですよね。
今、歳時記の「遍路」の例句を読んだのですが、悲しみを表現されている句が
多いようですね。
お遍路さんを風刺された句だと思ったんですよね。
僕も詠んでみたんですけど、すごく難しいですね。
腹胃壮さんの句のように軽快で自然な流れを出すのが難しいですね。

遍路笠帰りのバスに置き忘れ

点数: 1

凩に直滑降の鴉かな

回答者 かぬまっこ

添削した俳句: 凩に鴉よろけて直滑降

凩に鴉よろけて直滑降

は下五が六なので直してみました。(*^^*)どうでせうか⁉

点数: 2

「初明かり絵馬の丸文字照らしをり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 初明かり絵馬の丸文字照らしをり

こんばんわ、西村敏彦さん。
いつも拙句にコメント頂き有り難うございます。

まず

初明り絵馬の丸文字照しけり

切れ字を使い国語の試験では不正解になる俳句流の仮名送りにして体裁を整えました。さてここから1歩進めます。照らされる絵馬よりも御自分や或いは他人が絵馬を書いている姿を描写するのもアリではないかと思うのですがいかかでしょうか。参考までに。

点数: 0

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