俳句添削道場(投句と批評)

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停留所の二人虹を待つてをり

回答者 腹井壮

添削した俳句: 虹待てりバスを見送るあの二人

申し訳ありませんが、「見送る」という表現は外しました。

どちらかというと自分ならこう詠むという例です。

点数: 0

夕立に世界はふたりきりになる

回答者 たたたた

添削した俳句: 夕立が嬉しいときはふたりきり

「夕立が嬉しいときはふたりきり」ではいまいちパッとしない感じがします。
なにが嬉しいのかどうして二人きりになるのかなど意味があいまいな点があると思います。
正直なところだいぶ変えさせてもらったので原句の意味をほとんど留めてないかもしれません。
「夕立に世界はふたりきりになる」は大げさにふたりきりの世界に入ったことをゆったものです。
夕立が降ったお陰で他人が雨宿りに消えて二人きりになると嬉しい人と一緒になるみたいな意味を考えましたけど、上手く句になりませんでした。
すみません。

点数: 1

秋刀魚の焦げ目染みるおろしポン酢

回答者 腹井壮

添削した俳句: 焦げサンマおろしポン酢が染み渡る

句意をよく見れば確かに美味しそうに表現したかったのですね。

「焦げさんま」はわざとシュールな句に仕立てる工夫かと思っていました。
申し訳ありません。

自分は季語を下五に据えられるのならそれに越した事はないが、上五に置いても季語は生きる場合が多いと考えているのでこういう添削になりました。

あえて秋刀魚を下五に置いて自分が詠むなら

相思相愛おろしポン酢と秋刀魚

となります。

点数: 0

おろしポン酢染みてしんなり焼き秋刀魚

回答者 ハオニー

添削した俳句: 焦げサンマおろしポン酢が染み渡る

季節はもう秋ですね
サンマを待ち望む気持ちというのは、サンマが出回っているときには難しいですから、先取りはありです

秋刀魚と大根の季重なり回避、は伝わりました おろしでは、大根おろしと決めつけられませんからね
しかし、肝心の「焦げサンマ」は美味しそうには聞こえませんね
わたしは「黒焦げのサンマ」が再現されてしまいました
こういう解釈をする人は、10人に2、3人はいます

想像を越えた、意外ともいえる解釈が思いつくか、これが自身の句を磨きあげるための大事な能力です

手直しの句は、
焦げを直した
秋刀魚は最後に出したほうがいい
という提案です
まだ推敲の可能性があるかもしれません

点数: 1

焦げ秋刀魚染み渡るおろしぽん酢

回答者 腹井壮

添削した俳句: 焦げサンマおろしポン酢が染み渡る

よしはむさん、こんにちわ。

やや説明句っぽいですが面白い句なので語順を変えるだけでいいと思います。

あるいは

おろしぽん酢が染み渡り焦げ秋刀魚

大根と秋刀魚の季重なりをうまく避けたところもお上手だと思います。

点数: 0

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