「固さうで触れれば柔き寒の梅」の批評
添削した俳句: 固さうで触れれば柔き寒の梅
晩乃さま、こんばんは。
今回は一物仕立てへの挑戦、いいですね!
一物は切れがあってはいけない、ということはないと思います。
(取り合わせに見えやすいので、注意が必要ではあると思います)
・びいと啼く尻声かなし夜の鹿/芭蕉
・いなづまやきのふは東けふは西/宝井其角
私もだいぶ前ですが、
・其々に進みゆくなり石鹸玉
公園に梅が咲いていましたか。さすがですね、出来ている句だと思います。
ただ、「触れれば」は言わずもがなの気もします…。
「固そうだけど柔らかかった」と言われれば、触れたのだろうと想像できるので。
あとは一物の難しさでしょうか、寒梅が固そうというのは何となくわかりますが、だからと言ってそこまでカチンコチンとは思わないので、「実は柔らかい」と言われても、まあそりゃあ花ですからね、、となってしまうかも。
提案句はやめておきます、私も冬の梅をまじまじと観察したことがないので。
もう意識されているかもしれませんが、一物を詠むときの観賞のコツとして、視覚だけでなく五感全部で鑑賞するのも大事だそうです。
御句は視覚+触覚ですね。音や匂い、可能なら味までも確かめてみるとまた何か発見があるかもしれません。言うは易しですが(笑)。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
