「部屋選びコスモスだけで即決す」の批評
添削した俳句: 部屋選びコスモスだけで即決す
こんばんは。いつもお世話になっております。
立町の仮設商店街の句へのコメントありがとうございます。返信が大変遅くなりましたorz
コメント含めて何度も読み返したり様々な季語で比較しての提案してくださったり、心配りのコメントありがたいです。詠んだのはできる限り当時の体感そのまま!と思って仮設商店街の名前をどうにか縮めてねじ込んで季語も足した形になります。卓鐘さんや皆さんご指摘される通り原句だけでは復興が僅かでも進んでるとは伝わらないのでコメント付きか前書きが必要そうです。
狭い場所の限定を助詞「は」一つに任せたチャレンジでもありましたが、思っていたよりも広範囲に受け止められたようで力不足を痛感するばかりです。
旅行当時は震災から五年の2016年で、そのときは旅行本題のたい焼き探しで頭がいっぱいでしたが…今振り返ると一つの施設の白秋に立ち会ったのだなと感慨深くなったので形にしてみたのです。立ち寄っただけの旅人視点で作るのは失礼だったかも…と皆さんのコメント見て悩ましくもあります。
施設の実態としては、十月の解体直前イベント期間はとても賑やかだったようですよ。私が立ち寄ったのはイベントなどない九月だったのが「冷ゆ」と感じた原因かもしれません。タイミングが良いのか悪いのか。
個人的に復興など全然…と体感したのは立町の句の翌日・帰路だったりします。五年経ってるのに、と驚きと悲観とショックでいっぱいでした。今はその場所も復興記念公園として整備されているようで、更に五年も経過したのだなと感じますね。
御句拝読しました。
なおじいさん節が炸裂している句ひとつひとつに花丸をつけたいのですが、最新の句へお邪魔します。
コスモスが見える思い出のアパート、細君とのエピソードが良いですね!秋桜やと詠嘆スタートが定石だとは思いますが、思い出も語るような雰囲気が良いですよね。
私だったらですが…新婚の、夫婦の、二人の、などを使いたくなりますね。そうすると下五の「即決す」を採用し難くなる…うーん、思い付いたのは
秋桜を眺む二人(夫婦)で即決す
何を決めたの?という雰囲気になりますねーorz
思い出の場面の写生を如何にするかが俳句の難しくも面白い所ですが、直さないままを鑑賞した方が良いと感じました。
点数: 1