俳句添削道場(投句と批評)
74さんのランク: 師匠24段 合計点: 189

74さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

おにぎりと祖父と兄との鱚釣りぞ

回答数 : 2

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もちもちの頬っぺたぺしゃん子の昼寝

回答数 : 3

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吹き荒ぶ一跳山へ波の花

回答数 : 2

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波の花被る車の中の吾

回答数 : 3

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扇風機座してちらりと乳中切歯

回答数 : 4

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74さんの添削

「部屋選びコスモスだけで即決す」の批評

添削した俳句: 部屋選びコスモスだけで即決す

こんばんは。いつもお世話になっております。
立町の仮設商店街の句へのコメントありがとうございます。返信が大変遅くなりましたorz
コメント含めて何度も読み返したり様々な季語で比較しての提案してくださったり、心配りのコメントありがたいです。詠んだのはできる限り当時の体感そのまま!と思って仮設商店街の名前をどうにか縮めてねじ込んで季語も足した形になります。卓鐘さんや皆さんご指摘される通り原句だけでは復興が僅かでも進んでるとは伝わらないのでコメント付きか前書きが必要そうです。
狭い場所の限定を助詞「は」一つに任せたチャレンジでもありましたが、思っていたよりも広範囲に受け止められたようで力不足を痛感するばかりです。

旅行当時は震災から五年の2016年で、そのときは旅行本題のたい焼き探しで頭がいっぱいでしたが…今振り返ると一つの施設の白秋に立ち会ったのだなと感慨深くなったので形にしてみたのです。立ち寄っただけの旅人視点で作るのは失礼だったかも…と皆さんのコメント見て悩ましくもあります。
施設の実態としては、十月の解体直前イベント期間はとても賑やかだったようですよ。私が立ち寄ったのはイベントなどない九月だったのが「冷ゆ」と感じた原因かもしれません。タイミングが良いのか悪いのか。
個人的に復興など全然…と体感したのは立町の句の翌日・帰路だったりします。五年経ってるのに、と驚きと悲観とショックでいっぱいでした。今はその場所も復興記念公園として整備されているようで、更に五年も経過したのだなと感じますね。

御句拝読しました。
なおじいさん節が炸裂している句ひとつひとつに花丸をつけたいのですが、最新の句へお邪魔します。
コスモスが見える思い出のアパート、細君とのエピソードが良いですね!秋桜やと詠嘆スタートが定石だとは思いますが、思い出も語るような雰囲気が良いですよね。
私だったらですが…新婚の、夫婦の、二人の、などを使いたくなりますね。そうすると下五の「即決す」を採用し難くなる…うーん、思い付いたのは
秋桜を眺む二人(夫婦)で即決す
何を決めたの?という雰囲気になりますねーorz
思い出の場面の写生を如何にするかが俳句の難しくも面白い所ですが、直さないままを鑑賞した方が良いと感じました。

点数: 1

「長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き」の批評

添削した俳句: 長き夜の寝息の吾子の蹴り頭突き

こんばんは。いつもお世話になっております。
立町の仮設商店街の句へのコメントありがとうございます。返信が大変遅くなりました…!
復興の示唆は前書きなどで訪ねた時期を明記しないと伝わらなさそうだと、皆さんの感想から学びになりました。見たままを描写することには成功したっぽいぞ、と自分を褒めています(笑)
旅行当時は2016年で、仮設商店街には移転の張り紙があるばかりでしたが、移転先で食べた揚げたい焼きチーズ味美味しかったですー(*´▿`*)もう少し早い時期に訪ねたらきっと狭くも賑やかな復興の兆しの体感をできたのかなと思っています。

御句拝読しました!
子どもというのはどうしてあんなにも寝相が激しいのか、と体感した親も我が身の過去を振り返った人も微笑んでしまうような素敵な句ですね!
まだまだ夜は明けないのに何度もぶつかってくる子どもの足だったり手だったり頭だったり…起こされる度にちょっとタオルケットなどかけ直してやったり避けて体勢変えてみたり、なんと長い夜だこと、と季語から始まって季語に帰るように楽しく読みました。
このままでもとても好きですが、寝息が寝言だと「起きたのか!?」とヒヤヒヤする親心が出るかもと思いました。

点数: 1

「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

添削した俳句: 噦りするエコーの吾子や稲光

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
旅の句といえば私というよりは、かの松尾芭蕉ではないでしょうか(笑)

立町の仮設商店街の句への評価と施設の検索ありがとうございます。仮設商店街がほぼ検索すると3.11復興施設がヒットするので(今は人吉市もありますね)、ピンと来なくても調べて貰えたら分かるし他にも知ってもらえるかな〜という狙いを体現して貰えて嬉しいです。
季語の選択は悩ましいですが、当時の自分の体感そのままを選べたなと皆さんのコメントから認識し直せました。

御句拝読しました。
うちの子はエコーのときだけ物静かタイプだったなぁなどと微笑ましくなりました。
噦りで さくり と読むのですね。勉強になりました。
中七の最後を「や」にすることでいよいよ大きくなってきたお腹の中の我が子よと感慨深い気持ちなのかなと読み取れました。でもそう読み取ると季語の稲光の瞬間の感慨とは少し離れますかね?しゃっくりをしているとわかるほど大きくなっている胎児…稲光…ちょっと不思議ですね。

点数: 1

「うそ寒や比良坂ゆけば黄泉の国」の批評

添削した俳句: うそ寒や比良坂ゆけば黄泉の国

おはようございます。名指し!笑
元気ですがコメント返信に至れない日が続き…ご無沙汰しています。今日は時間作りたいなーと思っています!
取り急ぎで失礼しますm(_ _)m

点数: 2

「案山子にも挨拶をする和尚かな」の批評

添削した俳句: 案山子にも挨拶をする和尚かな

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。

鈴虫と家鳴りの句はテーマ発表の時点で投げやりな面もあり、げばげばさんと卓鐘さんの丁寧なご指摘や皆さんの提案句に頭が下がるばかりですorz
今週は予選でふたつか三つの兼題ということで、見るだけにしようと決心しています^^;

立町の仮設商店街の句へもコメントありがとうございます。
季語選び難しいー!の叫びは置いといて、当時の体感で選んだのは間違ってはなかった様子だけど、季語を説明に使ってしまってる問題にぶつかり座礁した気分です。句を通して見える光景の寂しさと、言外の復興ステップアップの雰囲気を両立させる手立てがないか探りたいです。
地名を立町にした理由を考えてたら長くなりました^^;
1.実際に旅行で訪ねて、見た場所なこと。
2.「石巻市」には把握できる限り、旅行当時(2016年)には三箇所の仮設商店街があったようです。1箇所しか立ち寄らずに石巻と広い範囲を指定するのは気が引けました。
3.行政区分ではない地名の範囲が不明瞭なこと。石巻といえば港とイメージするのであれば、合ってるけど立地が違うので…狭い範囲の指定をしたつもりです。
4.石巻立町復興ふれあい商店街と、できたらそのままの名称にしたかったので「立町の仮設商店街」で一括りのつもりでした。
俳句としてはすぐに震災を連想できる石巻の方が力のある言葉なんですよねー…しかし実態に不誠実な気がして悩ましいです。

御句拝読しました。
かなり皆さんに出遅れてますが、読んではいたのです…!
牧歌的なような長閑な雰囲気が良いですねーそれとも連日檀家さん巡りで参ってる和尚さんか?どちらで読んでも成立すると思えます。
コメントを踏まえるとスクーターでタタタタタと次へ向かう和尚さんがすれ違う人々と案山子におざなりに挨拶してる感があります。これぞ諧謔、落語になりそうなお話として読めて面白いです。
プレバト風に言えば掲載決定!レベルの良さを感じます。

点数: 0

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