俳句添削道場(投句と批評)
なおじいさんのランク: 師匠1970段 合計点: 6,027

なおじいさんの俳句添削依頼

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スマホ歩き青葉に頬をたたかれり

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友昇進喜ぶ妻や夏至近し

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坊主刈りビールグラスに小指立て

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辞令出て隣りの芝の青さかな

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山の日や都合でずれるその軽さ

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なおじいさんの添削

「五月晴れ朝シャンの髪なびかせて」の批評

添削した俳句: 五月晴れ朝シャンの髪なびかせて

市瀬ひとみさん、こんにちは。
拙句ヘアピンの「や」の問いかけに真摯にご回答くださいまして、有難うございました。勉強になりました!

さて御句拝読しました。気持ちのいい句ですねー。
季語の「五月晴れ」は、この時季の晴れた天気のことではなく、梅雨のさなかの晴れ間のことですね。市瀬さんもそのようにお使いだと思います。
梅雨でジメジメした毎日、カラッと晴れた日に朝シャンして出かける、そこが気持ちよさにつながっています。

御句のコメントですと、朝シャンして出かけるのはご自身なのか娘さんなのかわからないですが、俳句は基本的に自分のことを詠むので、この場合はご自身のことと受け取ります。

私が一つ気になりますのは、「朝シャン」という言葉です。もう普通でしょ、という考えもありますが、私はかつて、そう思って「タワマン」を使いましたところ、略語は気をつけて、というアドバイスを受けました。「チャリ」もそうです。
そこで、そういう指摘を受けないように考えますと、

・五月晴れ朝起きてから髪洗ふ

となるのですが、「髪洗ふ」が夏の季語になるのでこのままでは季重なりになります。それに説明臭くなりますね。

・髪洗ひ朝日の中を颯爽と

これならいいかもしれません。でも、五月晴れも朝シャンもなくなってしまいました。これは申し訳ないですね。
原点に戻り、朝シャンさえ気にしなければ、私としては好きな句です。このままいただきます。

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「朝寝かな鳩が知らせる淡い青」の批評

添削した俳句: 朝寝かな鳩が知らせる淡い青

山田歳勝さん、こんにちは。
御句拝読しました。春の朝は眠いですね…。でも本当のことを言うと、私は夜明け(日の出)が早くなるので、早く起きてしまいますよ!

さて御句ですが、ちょっと凝りすぎではと思いました。それは二点、ひとつは上五の「朝寝かな」。季語+詠嘆の切れの「かな」はいいのですが、いきなり上五に置くよりも、最後の下五に置いたほうが効果は高いです。これはメインディッシュは最後に出たほうがいいのと同じです。
もう一つは、「淡い青」です。これを「日はすっかり登っていた」と読ませるのは、かなり間接的かなと思います。
鳩が鳴くだけでももう日が登っていることはわかると思いますよ。

・青空を鳩の知らせる朝寝かな
・鳩の鳴き声するまでの朝寝かな

提案句としては今ひとつで恐縮ですが、置かせていただきます。

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「スカイブルー熊蜂優美に蜜を吸う」の批評

添削した俳句: スカイブルー熊蜂優美に蜜を吸う

山田歳勝さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。まず、熊蜂は蜂の子季語として、立派な春の季語ですよ。大丈夫です。

次に、厳しくしてくださいとのことですので、ひとつお伝えしますと、俳句は五七五が基本で、字余りも許容されますが、中七が八音になるのはあまり歓迎されません。
御句は、「くまばちゆうびに」と、いわゆる中八と言って、避けるべき形になっています。
まして御句の場合は上五が六音であり、さらに、人により地域によっては熊蜂を「くまんばち」と読むことも考えられることから、余計に中七にこだわりたいですね。

一度、次のことをお試しになってはいかがかと。
1. スカイブルーは熊蜂の色ではない。それでは「青空に」とかではダメか?
2. 中の句を七音にしてみる。
3. 熊蜂は蜜を吸っていたのだろうか?

・青空に花粉を運ぶ熊ん蜂

これは添削などではなく安易な例ですが、思いついたので置かせていただきました。
またよろしくお願いします。

点数: 0

「たかしの忌父の遺せし謡本」の批評

添削した俳句: たかしの忌父の遺せし謡本

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
横から入るようで恐縮ですし、論争をするつもりも、他の方のコメントをどうこう申し上げるつもりもないのですが、お伝えさせてください。

お詠み直しは作者のご随意ですが、前句の「たかし忌」でいいと思います。
「たかし忌」はそれで一つの季語になっています。少なくても、「たかし忌」で間違いではないです。

ただ、「父の忌」が正しく、「父忌」ではないのはその通りですが。

人様のコメントに口出しをするようで大変申し訳ありません。
よろしくお願いします。

点数: 1

「下に敷く競馬新聞花の宴」の批評

添削した俳句: 下に敷く競馬新聞花の宴

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですねー。

でも感じさんらしくないのは「下に敷く」という措辞です。だって、「上に敷く」はずないでしょう?(笑)。

・用済みのスポニチを敷く花の宴

点数: 1

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